QOLの本質
QOLという言葉を知っている人は割といるのではないだろうか?
QOL=「Quality of Life」(生活の質)だ。
自粛生活の中で特にこのQOLの向上が求められた。
しかし、現在のQOLの意味合いは少し本質と異なるような気がしている。
QOLは介護用語から始まった。
そして、その前にあった言葉は「ADL」という"Activity of Daily Life"と呼ばれるものだ。
これは、生活における基本的動作をこなせるかが基準になっており、食事や移動などが「できる」かが大事な指標だった。
しかし、リハビリを行っているうちに患者の幸せと「できるできない」はあまり関係ないとされたそう。
動作を強制して、それができるようになっても嬉しくないといったところだろうか。
そこで、1980年以降からスキルに拘らず、その人の幸せを大切にするQOLの考えが中心となった。
もう少し詳しく言うと、QOLのQualityは心の豊かさだとされていたりする。
つまり、体から心へと意識が変化してきた。
これがQOLの本質にあたると思う。
今のQOL
しかし、今のQOLは本当にこのQOLだろうか?
「QOL=便利さ」だと思っている人は意外に多いのではないだろうか?
僕も実際そう思っていた。
「QOL向上グッズ」と検索すると色々な便利な物がでてくる。
料理を簡単にしてくれる機械だとか、お掃除ロボットだったり。
便利さは心の豊かさにつながるだろうか?
待ち時間やできないことのストレスの解消などのマイナスをゼロにすることは少し関係してるかもしれない。
しかし、それはどちらかというとADLの考えではないだろうか?
生活のスキルに偏っているような気がする。
そして、「料理女子」の登場はQOLの意義を感じさせた。
便利さの観点からは料理をすることはストレスになりかねないと捉えられるが、実際はそうではなかったかもしれない。
自分で何か手間隙かけて作ることに何らかの「幸せ」を感じているのではないだろうか?
むしろ割愛できるところを自分でやることで心の豊かさを得ることができているかもしれない。
つまり、今もQOLの向上と便利さはあまり関係ない。
そして便利さはどちらかというとADLに近い。
今とこれから
世の中は今、スマホをはじめとする沢山の便利グッズに囲まれている。
それによって「やること」が減ったかもしれない。手紙を書いたり、写真を現像したりすることも減った。
このような「便利な」生活の中で僕たちは自分たちの心の豊かさとなるものを探していかなければならないと思う。
そして今、真のQOLが実現された社会に徐々に変化していっていると思う。
ここまで読んでくれてどうも有難う(ございます)。
専門家からしたらどこか浅はかなところがあったかもしれないが、
今回は僕のQOLに対する考察をまとめてみた。
便利さの「楽さ」に頼るのもいいが、生活の「楽しさ」を追求することも是非忘れないで欲しい。
それではまた。
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