こんにちは、Rune(るね)です。
今日は 変換力 についてお話したいと思います。
変換力 とは、実写で見たものを描きたいバランスに書き換える力のことです。
アニメや漫画のキャラクターを描きたい、と思った時に一番上達する方法とはなんでしょうか。
人によって差はあると思いますが、私は模写が上達すると思っています。
何故なら、アニメや漫画のキャラクターは、実際の人間とは違うバランスや比率で描かれているからです。
大元のバランスを理解することが、目標とするキャラクターを描けるようになる方法だと思っています。
今回お話したい本題はそれより先のお話。
模写をして真似はできるようになったけれど、もっと自分の好きなように描いてみたい。オリジナルにはない角度で描いてみたい、となった時にどんな練習をするのがよいか、です。
こういう気持ちが芽生えると、クロッキーやデッサン、人体の練習をし始めると思います。
その時に、ノウハウの本は沢山あってとても助かるのですが、アニメや漫画のイラストを描きたい人にとってはステップが数段足りていなくてつまずきやすいな と思うことがあります。
そもそものノウハウ本は、上達した先にアニメや漫画のキャラクターを描くことを必ずしも設定しているわけではない(絵柄が沢山あって設定できない)ので、そうなるのも当たり前なのですが、初心者がデッサンを始めた時のつまずきポイントとしては十分な難所だと思います。
上記のように「立方体で斜めの顔を描く」をレベル1とすると、右の「理想の絵柄で同様の角度を描く(それぞれ理想の絵を思い浮かべてください)」はレベル4のような感覚です。
慣れると、4の状態をすぐ描けるわけですが、最初は1を4に変換していく形になると思います。その時に、レベル1とレベル2が直結していないことがあります。
レベル2 理想の絵柄の直方体を導き出す
私はこれだと思っているので、理想の絵柄には、理想の絵柄用の立方体 箱が存在していると思っています。これを用意できないと、レベル4に進んでいけません。
レベル3 直方体を削って理想の絵柄にする
レベル4に到達するには上記2つのステップが必要だと思っています。特に美少女、美男子を描くときには、レベル1の立方体の練習を頑張っても、顔が上手く描けない という状況に陥ると思います。
どういう風に解消したらよいのかは、みにまるコミックさんがわかりやすく説明してくださっているでこちらがオススメです。箱から輪郭にどう変換したらよいかをわかりやすく説明しています。
要は「現実の頭とは違い、アニメや漫画は頭部の長さや形が異なる」という点に気付けるかどうか です。
これに気付くと、写真で実際の人物を練習するだけでは、アニメや漫画に直結して上達するわけではないということがわかると思います。
どうしたらよいのか、は まず 理想の人体バランスを探します。自分で描いてもいいし、参考を探してきてもよいです。
上部画像左のように、頭部をシンプルな形状で捉えると、宇宙人みたいな縦長の頭になります(画像はちょっと長すぎですが)。
そのバランスを元に、描きたいポーズに落とし込んでいきます。頭部の大きさや、四肢の長さなどを理想のバランスに書き換える練習です。
ここまでの練習をすると、上手くいかないことの方が多くて挫折しやすいポイントになると思います。
そういう時には、負荷の軽い練習から始めたり、戻したりして、つづける力を保っていきましょう。
かくいう私も、この練習はまだまだ続けている最中なので、いろんな描きたいポーズが出てくる限り、練習の繰り返しだと思っています。
すぐには実感できないと思いますが、描いた分上達します。
ちなみに、描きやすいポーズは
立ち>>>>座り>>>>走り だと思っています。
立っているポーズは、使用頻度も高く、また練習しやすいポーズだと思うので、描いてみたいポーズを参考に取り組んでみるのがオススメです。
絵が上手くなりたい方、コツコツ一緒に頑張っていきましょう。
それでは、また次回お会いしましょう。
ありがとうございました。