ご覧頂きありがとうございます。
今回はワクチンの打ち手についてお話します。
コロナワクチンの接種を巡り、打ち手が少なくて国民のみなさんの接種が終わらないということで、我々臨床検査技師と救急救命士がワクチンの打ち手として加わることになりました。
採血などはできますが、打つ行為に関しては全くやったことがないために事前研修(座学+実技)を受けることになりました。
研修にも行かせてもらったのでレポートさせてもらいます。
講義内容
*講義内容は自治体などによって違うかもしれません。
研修内容
筋肉注射マニュアル
①被接種者は椅子に座ってもらい肩峰から上腕までしかり露出する。
*この時は腕は自然に降ろし手のひらは内側になるようにする。
注)肩は十分に露出する。腰に手を当てて内旋しないようにする。
②前後の腋窩ひだ上線と肩峰中央からの交差点が注入点。
注)肩峰から3cm以内は肩関節障害のリスクあり。
肩峰から4~9cmは腋窩神経障害のリスクあり。
③垂直に20mm穿刺する。*つまみ上げたくてよい。
注)・血液の逆血の確認は必要なし。
・骨に当たった場合は、2~3mm引き戻して注入
・痛みを訴えた場合、針は一旦皮膚から抜くこと
・注射後に揉まない。
ワクチン接種に関する注意点
①シリンジ内に薬液(ワクチン)が充填されていることを確認する。
②注射部位はつままない。軽く広げるような感覚で大丈夫。
③注射針が骨に当たった場合、2~3cm引き戻してから注入する。
*抜かないこと
④注射時に逆血の確認は必要なし。
⑤被接種者の体型などにより注射針を付け替える必要があると判断した場合は、医師に確認すること。
⑥消毒薬にかぶれないか?確認すること。
⑦しびれの有無の確認も忘れずに行うこと。
事例を参考に
①必ず接種前に本数の確認する。
②必ず薬液(ワクチン)が入っているか確認する。
一般の方のワクチン接種については賛否ありますが、どの程度の接種率になるのかも気になります。
最後に
悩まれている方が多いと思います。
医療従事者という立場からワクチン接種済です。でも一方では最後まで悩んでいたスタッフもいます。お気軽にご相談してもらってもかまいません。あなたの今のお気持ちを私に聞かせて下さい。ワクチンをすすめることもしません。ワクチンを打たないことも否定しません。
ワクチン接種に関しては強制ではありません。賛否あると思いますが、ご自身の判断で打つか?打たないか?を判断しなくてはいけません。
そのどちらかの後押しになるようなワクチンに対する考え方など提供できたら幸いです。