管理栄養士 兼 パーソナルトレーナーのSAEです。
いつもありがとうございます!
皆さんは、ふだん栄養成分表示を見ますか?
食べたものを栄養計算して記録しておられる方は、見ることが多いのではないでしょうか。
私自身、コンビニに行くとよく栄養成分表示を探しています。
この頃、どこに書いているのか分かりにくくないですか?!
私だけ?
パッと見つけられない。笑
ということで、食事管理をきっちりしておられる方に見ていただきたい記事となっております!!
毎日栄養計算をしていると、カロリーが10g目標よりオーバーしただったり、
たんぱく質量が15g少なかったなど、あるかと思います。
この時、あなたはA・Bどちらの考え方に近いですか?
A:うわ、10gもオーバーした。。15gも少なくなってしまった。。。
B:10gぐらいいいかっ!15g少ないくらいか!
どちらも正解なので、安心してください。
この記事を読んだ後に、考え方が変わるかもしれません。
今回は
「栄養成分表示のヒミツ」
栄養表示制度を知ることで、栄養成分表示の知識を深めていきましょう。
「現在、販売に供する食品について、栄養成分の含有量等を表示する場合には、
健康増進法に基づく栄養表示基準に従い、必要な表示をしなければならない。」
とされています。
栄養表示の項目としては、以下の5つです。
・熱量(エネルギー)
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物(糖質及び食物繊維でも可)
・ナトリウム
そして、
誤差の許容範囲
というものが決められています。
分析値の平均の−20%〜+20%
なんとこんなに大幅な許容範囲が!!!
ということは、炭水化物50gと書かれていたら…
もしかしたら実際には、40gかもしれないし、60gかもしれないということです。
表示されている時点で、こんなに差が出ている可能性があるのです。
そう思うと、きっちり栄養計算ができていても、根本的に誤差が出ている可能性があるので、
大幅なオーバーやロスでない限り、気にしなくていいです!
ボディービルやフィジークなど大会に出る方は、きっちりと計算した方がいいですが、
ざっくり「ある程度」計算をして、大体の摂取栄養素を把握するくらいでOKです!
計算することでストレスを増やさないようにしていきましょう!!
だって元々誤差があるんだから。