つくることについて

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人はつくることが必要になります。何をつくるかですが、外見をつくることも必要になりますが、それよりも内面をつくることの方が重要になります。 
なぜなら、つくったとおりに人は得られるものがあるからです。 
本来、人は社会人になるくらいには心や精神や考えがつくられていないといけません。 
それくらいの若いときにつくってこそ、社会人になって芯を持って動くことが出来るし、変化することがより簡単だからです。年を取ってからでは人の性質上、脳が固まってしまうので、変化するのが容易ではありません。 
しかし、周りを見てもつくられている人があまりに少ないと感じます。以前働いていた人材関係の会社に至っては自分にも責任があるにも関わらず、一方的に責任を擦り付けてきたり、口だけで言ってることとやっていることが伴っていない人が多すぎました。 
人を接客する人やサービスを提供する人が果たしてこんな人柄で良いでしょうか? 
答えはもちろんアウトです。人に何かをもたらす機会の多い人が人格を磨いていなければ、自分は良くても、そのお客さんとなる人たちが不運です。実際に私もされた経験があるのですが、その人たちは接する人重視ではなく、自分中心に考えているからそうあるのです。だから、接することにさえ嫌気がさしてしまいました。 
その原因となる背景に自分をつくっていないということに繋がっています。人はつくってさえいれば、普通に接していれば嫌気を感じさせられることもあり得ないのですが、残念ながらまだまだ磨かれていない人たちと接してきてしまったのも事実です。以前の人材関係の会社では人に恵まれませんでした。私自身、この経験があるから人がつくられているかどうかを見分ける力が備わったのもありますが、あまり経験はして欲しくないと思います。 
ある人の言葉に「人間はつくり方次第だ」という言葉があります。 
どうつくるかによって人はどう考え、どう行動するかが変わってきます。だから良い考えや精神を持つように自分をつくっていかないといけません。そのようにつくっていくのに効果的なのは悪い言葉を聞かないこと、考えないことです。だから悪口や陰口を簡単に口にする人やサイトなどには近寄らない方が自分をつくる上では良いと思います。 
ある実験で、良い言葉だけを聞かせた水と悪い言葉を聞かせた水を結晶化させたときに前者の方がきれいな結晶が出来、後者はきれいな結晶を形成することが出来なかったというものがあります。実験で分かるように水ですらそうなのですから、もっと高性能の人は当然のようにそうなります。 
人は自分をつくった人の方が豊かに暮らすことが出来るようになります。 
日本は年間3万人ほど自殺すると言われています。つくられた人が多くなれば、心が豊かになるので、自殺数も減少すると思われます。 
人生楽しければ良いと思いますが、どうせなら何か物で心を満たそうとするのではなく、自分をつくることに喜びや甲斐を感じるべきではないでしょうか? 
物で心を満たしたところで、それは瞬間満たされるかもしれませんが、瞬間で終わってしまいます。しかし、自分をつくってしまえばそれはつくったものとして残るので、生きている限り使える宝になります。だから自分をつくった人が多くなれば多くなるほど、世の中も良くなっていくと思います。 
もし人生に面白みを感じられていない方がいらっしゃったら、自分をつくることに時間を使ってみてください。つくればつくるほど甲斐を感じられるようになると思います。「人間はつくりかた次第だ」という言葉を面白いように実感して頂けたらと思います。 

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