キャリアコンサルタントには守秘義務があるので安心して相談してください

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コラム
大学のキャリア相談室で学生さんの就活相談に応じる仕事をしていたとき、面談中にたまに、こんなことを聞かれることがありました。

「○○くんは来てますか? 彼は就活進んでますか?」

同じ大学内ですので、友だちがいて、その友だちの就活状況はどうか、気になるのはわかりますが、それを私のようなキャリアコンサルタントに聞くのは、間違っています。

何故なら、キャリアコンサルタントには守秘義務があるからです。

具体的に言いますと、キャリアコンサルタント倫理綱領という中に、このように書かれています。

(守秘義務)
第5条 キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを通じて、職務上知り得た事実、資料、情報について守秘義務を負う。但し、身体・生命の危険が察知される場合、又は法律に定めのある場合等は、この限りではない。
2  キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングの事例や研究の公表に際して、プライバシー保護に最大限留意し、相談者や関係者が特定されるなどの不利益が生じることがないように適切な措置をとらなければならない。

キャリア相談室に来る○○くんの就活の状況は、私にはわかっています。「職務上知り得た事実、情報」だからです。
だからこそ、たとえ同じ大学の友だちだったとしても、その内容を他の人に話すことはできないのです。

この守秘義務があって、私たちがそれを大切に守っているからこそ、相談者は安心して何でも話をすることができます。
キャリアコンサルタントにとって、守秘義務とは、自分の仕事が成り立つための基礎と言えるのです。

上のような質問を受けたとき、私はこの、キャリアコンサルタントの守秘義務についてお話します。
また、一番最初の面談時には、キャリアコンサルタントには守秘義務があって、話した内容は誰にも言わないので、何でも安心して話してほしいということを言います。

ココナラでのセキュリティについて

ココナラでのご相談においても、キャリアコンサルタントとしての仕事であることは同じなので、絶対に守秘義務は守ります。
これはご相談でお話しいただいた内容だけでなく、お送りいただいた履歴書、職務経歴書等の関係書類についても同様です。

いただいた書類につきましては、サービス完了後に完全削除しておりますのでご安心ください。

また、ココナラのトークルームについても、暗号化処理がされており、お話しいただいたり書いていただいたことが外部に漏れる心配はありません。

お客様によっては、関係書類の個人情報に関わる部分を伏せ字にしてお送りいただいたり、ファイルにパスワードをつけたりしてくださる方もいらっしゃいますが、その心配は無用です。

どうか、安心して、サービスをどんどんご利用いただければと思います。
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