減点法にするか、加点法にするか

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コラム
他人を評価する。
と言ったらおこがましいですが、
でも、初対面の人や物に対して無意識の内に
何かしら評価をしてしまうのが人間だと思うのです。

特に上下関係がハッキリしている社会では、
評価したくなくても
その結果を下さなければならい時があります。

評価は大概、自分の中にある基準をベースとし
加点法で評価するのか、
または減点法で評価するのではないでしょうか。
でも、この評価方法によって
相手に与える心象は大きく異なるでしょう。

評価結果を相手に伝える時、
ここがダメだったから減点した
と言うよりも
ここが良かったから加点した
と言った方が、その後のやる気が違いますからね。
ちなみに、
ある国では減点法で評価しないと
仕事の質が落ちると言う話を聞いた事があります。
要は、100%の仕事の結果、100%の支給がある。

少しでも手を抜いたら支給額が減って行く仕組みであり、
評価者はいかに支給額を減らすかを考え
減点法で評価を下すのです。
減点法では、モチベーション上がりませんよね。
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では、普段の生活ではどうでしょうか。
冒頭にも書きましたが、
人は無意識の内に評価していることがあります。

例えば、初対面の人と関わる時、
自分との相性やバランスを確認し
自分の立ち位置を決めるためだったりとか、
その後の対応について、
どの様に振る舞えば良いかと言う意味です。

その際、
相手の悪いとこばかりに意識を向けて、
評価を下げるのか
それとも、
相手の良いところを中心に意識を向けて、
評価を上げて行くかで、
接し方は大きく違って来ますし、
継続的な関係にも影響を与えるでしょう。

何より、良い面を見ていた方が、
自分自身が楽しいですしね。

幸せな人生を送るためにも
減点法ではなく、加点法で相手と接するためにもに
良いとこ探しをしながら
生きて行きたいものです。

人の粗を探している暇なんてないですからね。
今日も素敵な一日をお過ごしください。


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