人の幸せを笑う人などいるのかと思いたいのですが、現実には多少なりとも存在しているでしょう。
なぜなら、人の価値感はそれぞれ違うからです。
例えば、大人(経験者)から見たら些細なことでも、子ども(未経験者)は幸せを感じることがあります。
初めてできたこと、初めて経験したこと。
誰の助けも借りず自分一人でできたこと。
それらを体験した時、人は幸せを感じるものです。
でも、何度も繰り返すことによって、慣れてきてしまい新鮮味が無くなります。
結果、心が動かされることもなく、終いには当たり前になっていくのです。
初めてのこと、初めての経験。
それは、子どものときとは限らず、いつだってあるものです。
ということは、何歳になってもその瞬間は幸せを感じていることになります。
そんな幸せの瞬間を笑う人が居たなら、きっとその人は自分自身が幸せではないのでしょうね。
もし、自分が幸せなのであれば、他人の幸せを幸せだと感じるはずですし、他人の幸せを見ることで自分自身がもっと幸せを感じるはずです。
他人の幸せを笑う人が居たとしたら、それはそれでその人の感性なので否定はしません。
でも幸せを感じてる人の幸せを奪うようなことは絶対にしては行けません。
誰の幸せであっても、共感できる幸せであれば心を寄りそい、もし共感できない幸せならそっとして置くべきなのでしょうね。