■「5秒で決めても、30分考えてから決めても、86%の結果は同じ?」
チェスにおいて「5秒で考えた打ち手」も「30分かけて考えた打ち手」も、86%の結果が同じになるという『ファーストチェス理論』。
長考したとしても最善手が変わることは少なく、直感で決めたことの精度が高いことを示唆しており、ビジネスなどの意思決定において、悩む時間を削減してスピードアップする手法として知られています。
長い時間悩んで行動に踏み出せないくらいなら、「即断即決」でやってみる姿勢の大切さを説いた理論とも言えます。
つまり、「同じ結論になる可能性が高いなら、つべこべ考えずにとにかくやる!」ということですね。
■『ファーストチェス理論』を可能にする要因と注目される理由
『ファーストチェス理論』を理解する際に必要な「骨子」としては、以下の点が挙げられます。
●「チャンク」化しているから直感の精度が高くなる
●「長い間考えている」のではなく「長い間悩んでいる」ケースが多い
●経営判断などには「スピード感」が求められる
◆「チャンク」化しているから直感の精度が高くなる
チェスにおいて語られる『ファーストチェス理論』。
なぜチェスで該当するかというと、この理論に該当するチェスの名人は、膨大な試行錯誤で得た知識を「チャンク(塊)」化して記憶しているから、短時間で高い精度の判断ができる、というわけです。
つまり、『ファーストチェス理論』が該当するのは、膨大な知識をチャンク化していることが必要になります。
◆「長い間考えている」のではなく「長い間悩んでいる」ケースが多い
「長考・熟考した方が正解を導き出せる」と考えがちですが、実際のところ「考えている」のではなく「悩んでいる」ことが多く、最終的な決定があまり変わらないことも多いことを、この理論は示しています。
◆経営判断などには「スピード感」が求められる
ビジネスシーンにおいても『ファーストチェス理論』が注目される理由として、経営判断や日々の業務ではスピード感のある決断と実行(PDCAサイクルを高速で回す)が重要になることが挙げられます。
■先駆者たちの思考にも通じる『ファーストチェス理論』?
ビジネス界隈でも、この『ファーストチェス理論』はよく取り上げられます。
有名なのが、日本ソフトバンク(現 ソフトバンクグループ株式会社)を創設し、代表取締役 会長兼社長執行役員を務めている 孫 正義 氏の名言。
「どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題は、それ以上考えても無駄だ」
この名言から、「あの 孫 正義 氏も意思決定時には合理的な思考時短術(ファーストチェス理論)を用いている」とまことしやかに言われています。
↑「ブログページを見た」旨、お問い合わせいただきましたら
上記出品中のサービスを「25%オフ」にてご提供させていただきます!