治らない病気と向き合いながら過ごす毎日は本当に辛いものだろうし
それは本人以外には計り知れないものだと思う。
けれど、それを見守る周りの人間もそれなりに辛いもので
いつ終わるかわからない、この不安だらけの毎日をどうやって
まともな精神を保ちながら過ごして行けば良いのか、最近本当に心細くなってきた。
ストレスで食べたり飲んだりが確実に増えているのに「痩せたね」と言われるのは
きっと人から見える部分はやつれてしまっているのだろうなと思う。
人から見えない部分は自分で分かるくらい重くなっているのでそれもまた辛く
足や腰にも負担が増えているのが分かる。
いろんな意味から夜のお酒はやめた方が自分にとっても良いってわかっているけど
これが、この逃げの時間がなかったらとてもやっていけないような気もする。
私の場合、何より不安なのはやっぱりお金の問題で
支払いがどうしても追いつかず、看護師さんが来ない日の夕方だけでも他のバイトをしようかと思うけれど
これもまた体力的にも精神的にも自信が無く二の足を踏んでいる。
とにかく何も進んでいないような気がするけれど
冷静になってみると週に一回お掃除のヘルパーさんが来てくれる事になったり
階段に手すりがついたりと、少しずつ事態は動いている。
私以外の人たちが動いてくれているって事がすごくありがたく心強い気がする。
弟はだめ。
とても難しく詳細はあらためて書きたいと思うけれど、とにかく当てにしてはダメという事がわかった。
諦めれば気持ちは楽。
とは言え、母に対して冷たくあたってしまう事も増えたし
母のわがままに私も父も困り果てていて
特にずっとそばにいなければならない父も心配なので
もう少しダメな感じになったらケアマネさんに相談してみようと思う。