秋の夜長にトランプ占いは如何でしょうか

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占い
こんにちは。
すっかりご無沙汰しております。
世の中が混乱している間に、厳しかった夏は過ぎ去り、気づけば秋も深まりつつありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回はキッパーではなく、私が大好きな「トランプ」のお話をお届けしようかと思います。


トランプ。
皆さんも一度は手にして遊んだことがあるでしょう。

日本では遊具のイメージが大変強く、老若男女問わず知らない人はいない程広く知れ渡っている物ですが、占いの道具としてはあまり認知されていません。

ですがいわゆるタロットの「小アルカナ」に大変似た構成ですので、タロットをお使いになる方には、手頃で扱いやすい占具となります。
解釈はトランプ独特のクセというか、赤黒で吉凶を採用したり、スペードがこれでもか!という程凶要素を強く解説している洋書も数多くありますが、基本的には小アルカナの解釈を導入してもらって差し支えないかなと思います。

リーディング方法も、タロットやルノルマンのスプレッドを採用しているリーダーさんが多いので、馴染んだスプレッドで良いでしょう。
初めは1、2、3カードで、より込み入った内容を読みたいのであれば、ケルト十字や9カード、グランタブローも良いでしょう。

そんな中で今日はトランプの一人遊び【クロックゲーム】の動きでのホロスコープスプレッドをご紹介してみようかと思います。
(画像に沿ってご説明していきます)


【ホロスコープトランプスプレッド】


IMG_8912.jpg

使用枚数:ジョーカーを除いた52枚
配置方法:通常のホロスコープスプレッドと同じく12ハウス、それと中央に一箇所の計13箇所。
1箇所につき4枚のカードを裏向きのまま配置します。
(並べ方は自由ですが、私は1ハウススタートで2→3→→→最後に中央、という順で一枚ずつ配置していっています。)

ハウス設定:1〜12ハウスはそれぞれ皆さんが学んだ占星術、あるいはタロットの解説本に書かれているハウス解釈に従って読むと良いでしょう。
中央は「オラクル」としていますが、特段意味づけはしていません。
なぜなら、ここが4枚表向きで揃った時点で展開を終了するキーポイントとしているからです。


手順
・1〜13までのハウス、各パイル4枚ずつの配置が済んだら、早速展開していきます。

 1:「オラクル」である中央のパイルの一番上をめくります。
(画像だとクラブの10が出ました。ここでは数にだけ注目し、スートは気にせず進みましょう)
IMG_8913.jpg

 2:10が出たので「10ハウス」へ移動し、そのカードを10ハウスのパイルの一番上に置き、一番下にあるカードを1枚引き抜きます。
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 3:ハート2が出ましたので、次は「2ハウス」に移動に同じ動作を繰り返します。
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 4:今後はダイヤKが出ましたので、中央のパイルの一番上に置き、一番下の1枚を展開します。
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IMG_8919.jpg
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 5:こうして次々進めていき、中央のキングのパイルが全て表になった時点で展開は終了となります。
それがこの状態です。
↓   ↓   ↓

IMG_8923.jpg

※4枚全てが表向きに展開されたハウスのカードは一纏めにしてあります。
全てが表にならなかったハウスだけ4枚の表裏の状態がわかるようにしてあります。

リーディング
・次は解釈していきます。
(便宜上「難」という言葉を使用していますが、あくまでも一つの例ですので程度の表現とお考え下さい)
1:3枚表で1枚裏=25%だけが不明瞭な点がある→小難
2:2枚表で2枚裏=50%が不明瞭→中難
3:1枚表で3枚裏=75%が不明瞭→大難
4:全て裏=100%が不明瞭→詳細分析の必要アリ

画像の例ですと
10ハウス=小難
2ハウス、7ハウス=中難
3ハウス、6ハウス=大難
という結果になりました。

それぞれの箇所を読んでいく際には、伏せられているスートに何かしらの不調の原因が隠されている、という風に読むと良いでしょう。
例えば10ハウスだと「ダイヤ」だけが伏せられていますので、仕事(10ハウス)に関して給与や待遇等の問題(ダイヤ)が若干のしこりになっている、といった具合です。
伏せられている枚数が多いハウスは、それだけ背景に隠れている原因がありそうだという見当がつきます。


こうした方法ですので、通常のホロスコープリーディングの他に、応用して月毎の動向として読むことも出来ます。     

(おしまい)



以上長々とご紹介させて頂きました。
トランプ占いというと、モンテカルロやピラミッドなどが有名ですが、タロットの知識がお有りの方は、タロットのスプレッドを使って読むと的確な答えが得られます。
また、トランプは大アルカナがありません=トランプが示すのは啓示的示唆ではなく、日常や人生における「その人が可能な範疇のことが示される」と言われています。
ですから無茶なことや思考を駆使しなくては解釈が難しいようなことではなく、すぐに活かしやすい、導入しやすい答えが得られる便利なツールと言えます。


比較的安価で手近で手に入るトランプ。
秋の夜長にトランプ占いは如何でしょうか。



最後までお読み頂きありがとうございました。



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