面接行ったら廊下を見ろ!劣化企業フラグの見つけ方

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ビジネス・マーケティング
炊き立てのご飯が大好きで、週6で卵かけご飯を食しています。

どうもこんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。

今回は、転職者による企業の目利き!
『劣化した企業フラグを見抜け!』のテクニックをお伝えします。
前回の内容は面接時の「受付」の時のフラグ確認でしたね。

ってなわけで、今回は面接で企業を訪問した際の「廊下」でのフラグ確認方法です。
え?「廊下」なんてピンポイントすぎるって?
まあまあ落ち着いてください。

劣化した企業に貴重なあなたの時間を奪われないために、ぜひ参考にしてください。
それではスタートです!


面接室って、大体その会社の応接室か会議室であることが多いですよね。
入り口で受付が終わったら、社員さんが面接場所まで案内してくれます。

その時に、廊下や窓がきちんと清掃されているか、汚れがたまっていないかを確認するんです!なんて当たり前のことはここでは話しません。

見ていただきたいのは、その会社の備品や何かしらの在庫の「置かれ方」なんですね。これも、3パターンに分けて解説していきます。

パターンA:備品や在庫などが通路に全く見当たらないか、キャビネットなどにきちんと収められている様子。

パターンB:段ボールがいくつかまとまっておいてあって、布がかぶせられている。

パターンC:とっ散らかった状態で置かれている。


今回もどれが良いかはわかりやすいので、その状況をどのように解釈するかを見ていきたいと思います。

パターンA

まあ、来客があったり社員さんも頻繁に通る通路ですからね。この状態が当たり前ですよ。
8割以上の会社がこのパターン当てはまります。とりあえず、通路にフラグはないとみていいでしょう。


パターンB

通路の脇なんかに段ボールが置かれていることもしばしばあります。これ自体、一次的なものかもしれませんし、頻繁に利用するものだから管理しやすいような位置に置かれている可能性もあります。


ここで注目したいのは、段ボールに掛けられた「布」です。
ほこりがかぶらないようにしている、という役割もあるんですが、ちょっとうがった見方をすると、「隠している」んですね。


ハイ、実はこれが『劣化企業のフラグ』です。
本来、来客の目に触れられたくはないけど、布で覆い隠している状態。
ここから読み取れることとしては『改善が必要だとわかってはいるんだけど、根本的な解決に至らず問題が放置されている』という企業体質の表れです。
こうした企業では、何か社内で課題や問題が生じたときに、経営者も含めて、それそのものを解決しようとする人がおらず応急処置で終わっちゃうことが多いです。

当然、社員は仕事にやりづらさや不満を抱えながら働き続けることになります。


「え、それは深読みしすぎなんじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
でも、よくよく考えてみてください。


たかだか在庫やら備品やらですよ?
その置き場所という課題を認識しておきながら、解決していない。では経営課題や組織構造にかかわる課題はどのように扱われているか?
想像に難しくないはずです。
とりあえずの簡単にできる応急処置だけして、解決した気になってあとは放置。時間がたって、また痛み出して、またまた応急処置だけして放置。


この繰り返しが企業を劣化させるのです。
ちなみに、あなたの実家やアパートにも、この段ボールのようにクローゼットではない場所に置かれたまま、それが定位置になってしまっているようなものはありませんか?

パターンC

これもフラグっぽいんですが、実はそうではありません。
来客が通るような場所が散らかっているなんて、おかしい!と考えがちですが、必ずしもそうではないんですね。その会社が創業して数年目のベンチャーであれば問題ありません。


なぜなら、ベンチャーはそんなこと言ってられないからです。
事業を一日でも早く軌道に乗せて、収益を拡大する。
ベンチャーがやるべきことはここだけなんです。ここに一点集中するからこそ、結果につながるんですね。
だから、多少通路がとっ散らかっていようがお構いなしです。あなたがベンチャー企業で成長を望むなら、オフィスがとっ散らかった企業を選んでください。


あなたも仕事やアルバイトが忙しくなると、掃除どころではなくなって、少々部屋がとっ散らかることがあるはずです。なので、企業にとってもこれは一過性の状態です。新規事業の展望がある程度開けてくれば改善されるでしょう。


反対に、創業2~3年以内のベンチャーのくせに小ぎれいなオフィスを構えていたら要注意です。先ほども話した通り、事業のスタートアップ時はオフィスが乱雑になって当然です。なのに、小ぎれいなオフィスを構えているということは、本来事業に注ぐべきお金や時間のリソースを『みてくれ』に使っちゃってるんですね。

本末転倒というか、その事業が安定化するかどうか疑問符がついてしまいます。


いかがでしたでしょうか。


会社の雰囲気は入ってみないとわからに事も多いですが、こうして面接に訪れることで雰囲気のイメージを膨らませることができます。


とはいえ、書類選考を通過しないと、面接にもいけないので、職務経歴書や自己PRにご不安がある方は職務経歴書・自己PRの添削を受けてみましょう。自分が気付かないちょっとした工夫で書類選考率が上がり、年収をアップさせることにもつながるかもしれません。


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