初めての転職を成功させる秘訣。『面接官の待ち方』

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ビジネス・マーケティング
電車で初めての場所に行くと、ほぼ必ず帰り道で乗り換えをミスってしまいます。

どうもこんにちは。
転職で理想の働き方と年収を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。

今回は、初めての転職『新』マニュアル(面接編)をお届けします。
転職での面接のポイントを押さえることで、企業ペースの面接を少しでも自分のペースに引き寄せることができます。

今回は前回からのステップアップ、「面接官の待ち方」について解説していきます。

「新卒採用の面接と何が違うの?」
「何度か転職の面接を受けたが、うまくいかない」
などと、少しでも不安がある方は読み進めてください。

それでは、スタートです!

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面接室に入ると、緊張感が高まってきますよね。
ここでは、面接中にベストパフォーマンスを出すことに重きを置いて、NG例と対比させながら、面接官が入ってくるまでの立ち居振る舞いについて解説します。

まずはよくあるNG例です。

NG例「突っ立っている」

面接を受ける方の心理としては「のんきに椅子に掛けてなんかいたら、面接官の印象を悪くするのでは?」という不安感があるのではないでしょうか。だから、あえて椅子には座らずに立って待つと。

はっきり言って、最悪の待ち方です。

何がいけないか?
理由は単純に「心理的に疲労する」からです。

一次面接は短くても30分くらい。長いと60分近くになることもあります。(ちなみに私の最長記録は2時間40分ですw)

さらにここに、SPIや性格検査などがあった場合+30分になります。
つまり、一次面接は短くても30分、長いと90分を超えます。

一方、人の集中力の持続時間は30分とも45分ともいわれます。
つまり、面接官が入ってくるまで、突っ立っていることは貴重な体力と集中力を、誰もいない、合否にも結び付かない空間で垂れ流し続けることになるのです。突っ立って待っている状態は短距離走でいう、ヨーイ・ドン!の「ヨーイ」の部分です。この姿勢を保ち続けるのって疲れそうですよね?


さらに、運が悪ければ、面接官が急な電話の対応などで入室まで5分前後かかることもあります。仮にあなたの普段の集中力が45分もつとしても、5分間緊張しながら待ってしまうと、その内の約11%を無駄にすることになります。
当然、面接の後半で集中力が切れてしまえばボロが出たり、いつもなら的を射た回答ができるところがしどろもどろになったりといいことなんてありません。


こんな調子では、面接を通して「イメージに合う仕事ができそうか」「会社の雰囲気は自分にフィットしそうか」と、企業の目利き作業も同時にこなさなければなりません。
これはかなり体力と集中力を必要とする作業です。


かくいう私も、面接慣れするまでは始まるまでの間、「座って待っていたら印象を悪くするに違いない」と緊張しながら突っ立っていました。今思い返すと、絶望的なくらい頭の悪い行動です。


では、体力と集中力をセーブするためにはどんなスタイルで面接官を待つことがベストでしょうか。
私が100回以上の転職面接で導き出したスタイルは、
「落ち着いて座って、待つこと」です。


え?もったいぶって何当たり前なこと言ってんの?
と思った方、ご安心ください。
そんな抽象的な表現で結論付ける気はありません。


入室後のフローを具体的に説明しますね。


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正しい面接官の待ち方

ちなみに、入室してから面接官が来るまでに早くても2分、長いと5分くらいの猶予があります。
この時間は、面接前の準備時間だと考えてください。短距離走で、選手が『ヨーイ!』の姿勢をとる前の状態をイメージするとわかりやすいです。選手たちはそれぞれ、小刻みに動きながら体を温めたり、反対にあまり動かずに目を閉じて集中力を高めている選手もいますよね?

つまり、『自分に集中している』んですね。

それでは、具体的に私の待ちスタイルを紹介します。

①荷物を置き、コートなどの上着を脱ぐ。

②椅子に腰かけて部屋をゆっくり見渡します。
面接室にはその企業の雰囲気や働き方を読み取るヒントがいくつかありますが、それは「面接編 劣化した企業のフラグ」で紹介しています。

③入り口のドアがノックされたら、腰を軽く浮かせる。
短距離走でいう、ヨーイ・ドン!の『ヨーイ』の部分です。
ドアノックを合図に、ヨーイの姿勢を取ります。
そして、採用担当者がドアを開けて入室してきたら、『ドン!』で集中力を高め、スタートします。


注意点その1

この、ドアノックされた段階での注意点なんですが、企業によっては、お茶を出すために社員さんが再入室されることも多いです。
入室してきた人が「あ、お茶持っているし、さっきとおんなじ人だから採用担当者じゃねえわ」と思ったら。
フライングだと思って、座りなおしましょう。

注意点その2

「面接官が座るまでは絶対に座るな!」とかいう人がいますが、そういう人は自分で面接を受けたことない人です。
こんなところで遠慮を見せたところで好感を持つ面接官はいませんし、むしろ、イラっとします。さっさと座って始めようぜと。
こんなグラウンドの外でポイント稼ぎしようとするのではなく、きちんと面接の準備をして、面接中にシュートを決めましょ。

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いかがでしたでしょうか。

ただ突っ立っているより、自分に集中するために待つことが大切だと、お判りいただけたかと思います。

会社の雰囲気は入ってみないとわからに事も多いですが、こうして面接に訪れることで雰囲気のイメージを膨らませることができます。

とはいえ、書類選考を通過しないと、面接にもいけないので、職務経歴書や自己PRにご不安がある方は職務経歴書・自己PRの添削を受けてみましょう。自分が気付かないちょっとした工夫で書類選考率が上がり、年収をアップさせることにもつながるかもしれません。
はい。

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