人間が持つ「才能」について

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みなさんは「才能」という言葉をどのように意味づけされているでしょうか?

才能は、「一握りの人が持っている特殊なもの」といイメージされているかもしれませんが、第4次産業革命時代の「才能」はとても「身近」なものです。

もちろん、みなさん個々人の中にも「必ず」存在します。

今回は、「才能」についてお伝えしたいと思います。

日本で才能を持った人のイメージを考えると、テニスの錦織圭選手やスケートの羽生結弦選手、将棋界の藤井聡太氏などが出てくると思います。

特に最近は、若い世代のグローバルでの活躍が目につきますね。

才能を持った方に共通している点は、早いタイミングから自分の「尖った部分」を伸ばして才能を発揮しているところです。

こういった限られた世界でトップレベルになる人と比べると自分は・・・となりがちですが、少し「視点変化」をして考えてみてください。

テニス、将棋、スケートなど、個々の世界に限定すれば勝者は一握りですが、尖った能力を発揮する「場所や選択肢」は「限りなく広く」存在します。

もしかすると皆さんが持っている才能を発揮する場所は、「まだ存在していないだけ」かもしれません。

自分の中にある「すべての尖った部分」を「正しく自己認識」した上で、1つ1つ丁寧に磨いていけば、その分だけ選べる仕事や職業を作る事ができます。
選択肢を広げられるのは「自分自身」、これが第4次産業革命の「才能発揮」の考え方です。

今は「平均的な能力」をバランス良く持ち、「弱点克服により尖った才能を丸めて生きる事」が企業の生産性につながる部分が多い時代なのでイメージがしにくいかもしれません。

ただし、5年後にはAIやロボットが中心となり、「生産性」が意味する定義も大きく変化します。

簡単にいうと「仕事を選ぶ」時代から「仕事を創る」時代になるのです。
未来の「人財としての市場価値」を高めたい方は、自分の「尖った部分」を探してみてください。

ヒントは「自分が好きな事」や「こだわりを持っている部分」がその要素になりやすいです。

もし、どうしても見つけられない方は、個別面談の中で一緒に見つけましょう。

私も「生産性カウンセラー」という未来に生まれるであろうと言われる職業をいち早く名乗って自分の尖った能力を日々研鑽しています。

私の現時点の「人生のゴール」は、出会う人の幸福感を高め、個々人が持つ潜在能力を引き出して人生の可能性を広げられる人間になることです。

認められる能力は、「国、文化、歴史、時代背景」なとで、「定義」が変わります。

「才能」も同じく、ある人からは「そんな能力は意味がない」と言われても、別の人から見たら「称賛に値するもの」になります。

自分の「特性」に自信をもって、1つ1つ大切に磨いていってください。

最後に、心の「視点変化」のためにアインシュタインの言葉を書いておきます。

”誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生「自分はダメだ」と信じて生きることになるだろう”

自分の能力を信じてあなたの「才能」に対する「認知」を変えていきましょう!


※このコラムは「働き方改革」(人を大切にした経営)に取り組んでおられる契約企業様向けメルマガ(2018年11月)の再編集です。
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