計画が崩れやすい人ほど、足し算をしがちです。
「大切だと思ったもの」
「有名で、人気なもの」
「人からすすめられたもの」
真面目な人ほど、全部を取り入れたくなります。
いいものをたくさん詰めて、きちんと決めた計画は、一見、良い計画に見えます。
でも実際には、予定を詰め込みすぎるほど、計画は崩れやすくなります。
理由はシンプルです。
余白がないからです。
いくらでも時間をかけられるときばかりではありません。
計画に余白がないと、少し予定がズレただけで修正しにくくなります。
新しいことを始めるとき、かかる時間をあらかじめ正確に見積もることは難しいものです。
一つひとつの予定やタスクに、小さなズレが生まれます。
小さなズレでも重なると、その影響は次第に大きくなっていきます。
そうしたズレを受け止める余白がないと、たちまち計画に追われるようになります。
そして、いつの間にか、計画通りに進めることばかりに気が向いてしまいます。
余白は、手を抜くためのものではありません。
計画を現実に柔軟に合わせるためのクッションです。
引き算も、時には必要です。
「今でなくてもいいもの」
「あまり効果を感じないもの」
「今の目的から遠いもの」
やることを増やす前に、いったん減らす。
それだけでも、計画は少し柔軟になります。
計画が崩れるのは、意志が弱いからとは限りません。
もしかすると、最初から余白が少なかっただけかもしれません。
予定を詰め込む前に、余白を残しておく。
その余白が、計画を続けやすくする土台になります。