「なんだ、あたりまえじゃん」と思う事なのでしょうが、
人は歩く方向に体が向いているものです。
向けていないと歩きにくいです。
試してみる分かりやすいのですが、体の向きと進行方向が別だと進んでいて難しいし違和感あります。
うんうん、なるほどー
では、また明日。
いえいえ、そうでなくて。
とってもあたりまえの事なのに、
物理的にはしていても、気持ちの面ではどうでしょう?
自分が進みたい方向に、体や意識をちゃんと向けていますか?
そう聞かれると・・・ごにょごにょ・・・・(;´・ω・)
友だちにいませんか?
「幸せになりたい」と言っているのに、絶対に悪い方向にしか進まない人。
「早く結婚して、幸せな家庭を築きたい」と言っているのに「何でそんな男を選ぶのっ!」という方向に必ず進む人。
もうどうあがいても「ジャッジメント・デイは来るのね」とターミネーターみたいな感じになってしまう。
そう、こっちから見ていたらそうなんですよね。
なんで、こっちに行くのにそっちに体を向けているの?と、とても理解できません。
でも、そうしてしまう。
そうやって人を叱ることがあるのに、自分自身も決してまっすぐ進めていない。
上手くいかないものです。
想うと人って、見えていないのに進んでいるんですよね。
進みながら「あっちかな、こっちかな」としている。
誰かも、あなたも。
みんなで迷子。
迷子が道を指示しても、そりゃ進めない。
だから、僕たちにできるのは
「いま、あなたがいる場所」を教え合っていくことかな。
通ってきた道を、躓いた障害物を、立ち寄ったオアシスを。
人は上から目線で話すけど、本当に上から見えている人はいないんですよね。
だから、傍で
お互いが声を掛け合って、時には一緒に進んだり、
相手の進む方向の安全を祈ったりしていくと、
転ばないとは言えないけれど
少なくとも、手を差し伸べるところにいると良いですよね。