絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

8 件中 1 - 8 件表示
カバー画像

離婚したことを母の墓前に報告する【言の葉Cafe深夜営業】

とにかく慌ただしい日々、その慌ただしさに救われた日々でした。 ただ、確実に疲れが酷く、最後の舞台の為に熊本に通っていた時期は居眠り運転になりそうで、何日も車中泊をしていました。 それらの日々から抜け出して、ようやく落ち着いたある日、僕は母の墓参りに行こうと急に思い立ちました。 何故、そんな風に思い立ったのか当時は分かりませんでした。 ただ、今思うに「大人」でいることに少し疲れたのかもしれません。 少しの間でもいい、気持ちの事だけでいいから「子供」に戻りたかったのかなと、いまは思います。 子供の視点について考えることがあります。 普段、僕は演出家として脚本にある「想い」を 演出家コンサルタントとしてクライアントの「想い」を とても客観的に考える仕事なので、実はそこに自分の主観的な気持ちが介在することは少ないです(まったく無いわけではありません) 子供でいるという事は、そうした自分の主観を誰かに分かってもらおうとする世代なのかとも考えます。 それは成長していないという意味ではなく、成長しているからこそ、視て知らないといけないことなのではと思います。 ふと、こうして自分のことを語る時に、いま僕は振り返り自分の心情を語ることで子供の気持ちになって成長する時間を得ているのだと思います。 昔よく「日記をつけろ」と言われた意味がやっと分かりました。 今もそうですけど、気ままにドライブするのが好きです。 時間に追われることなく、気分のままに運転する。 その地方のFMを聴きながら、変わる天気を楽しみながら。 その時の墓参りもまたそんな時間になりました。 いまの僕には、楽しみがたくさんあります。
0
カバー画像

どんな時でも、あなたの「味方」でいる訳【言の葉Cafe深夜営業】

誰か偉業を成した人がいたら、 何故か過去のスキャンダルを掘り出してくるメディアがあります。 「この英雄は過去にこんなスキャンダラスなことをしていたんですー」 それを「ひどいひどい」の大合唱。 楽しいんでしょうね。 それ。 後ろ暗い過去って、それは強いつながりを掴むことも出来ますね。 「実は昔、こんなことやらかしてね」 そうしたことを告白するのは、心を許した証。 でも、その「過去」を楽しむ他人もいる。 誰だって、とは言わないけど 成長する過程で「やらかしたこと」なんてたくさんあると思います。 もちろん僕もね。 だって50歳過ぎたよ(笑) ありますよ「叩けば埃」なんてものじゃなく「叩けばゴミ」なことも(笑) それはそうですよ。 それを経てきたから、いま目の前にいるその人は あなたを包み込んでくれているのでしょう。過去に「誰かの泣き顔」を見てきたから、 あなたを笑顔にしようとするのでしょう。 こんな時に想いだすのが、プロダクションを去ったあの時のこと。 映画のプロデュースがダメになって、多額の負債を押し付けられる時 その負債は当然のものだと流布された僕の噂。 「あいつはこんなひどい事をしてきたんだ」「だからダメになった」「あいつに味方すると同じ目に遭うぞ」とね。 それはもうコテンパン(古い)でしたね。 そうした言葉を上司から聞かされていたら、誰も僕の味方でいることはできません。 そこで会社が僕を貶めるスキャンダルとして出してきたのが過去の女性問題。 すみません、ありました。なんの反論も出来ません。 当時、離婚調停中でしたので、厳密にいえば不倫にあたります。 それは認めますが、あの・・
0
カバー画像

「出来ないこと」なんてないさ。

子供のころ、初めて自転車に乗れた日の事を皆さんは覚えていますか? 小学校の校庭で、義理の姉が支えていると信じて漕ぎ始めて、 いままでどんなに走って出したスピードも軽々と越えて、まるで飛び立ちそうだったあの日。どこまでもいける、どこまでも飛ぶようにいける。 そう信じられたあの日。 それまで、とても怖くて乗ることが出来なかった。 自分のことを信じられなかった。 自分だから、信じることが出来なかった。 だって、ダメな子だから。 だって、運動なんてできない子だから。 だって、何やっても失敗する子だから。 そんな僕が、姉にのせられて、自転車に乗ってみた。 姉は僕を信じた。 信じたから、夕陽の向こうで笑っていた。 さっきまで、自転車を支えていた姉が向こう側で笑っている。 僕はおもいっきり転んだ。 でも、それは失敗じゃない。 成功の始まりだった。 殆どの人が失敗は怖い。 「私は失敗を恐れない」という人も、本音部分は怖いと思う。 きっと僕自身も。 だけど、その「失敗する」という気持ちは、過去の経験則が見せている幻想。 過去の自分なら失敗するかもしれない。 だけど、信じてくれる人がいれば? 僕はご依頼を受ける時、基本的に「無理だ」という事はありません。 差し出された計画が杜撰すぎる? 希望だけの企画書? 見積もりが甘い? いいじゃない。 やって見せるよ。 計画の見通しが甘かったら、キチンと提案すればいい。 どうすればいいのか、まずやってみよう。 これまでの自分にできないとしたら、さっさと「これからの自分」になってしまおう。 言っておくけど、僕もそれなりに経験を積んできたつもりだよ? 50歳を過ぎ
0
カバー画像

おかえりなさいと言える場所 

聴こえてくると嬉しくなる言葉というものがあります。「おかえりなさい」その言葉は特に、ではありませんか?あなたの一日が、良い日であっても、そうでなくても優しい声で「おかえりなさい」と聴こえてきたらなんだか心地よい日になりそうですね。【同居人ゆーり】が、あなたを優しく甘く迎え入れるそんな癒しサウンドです。僕の声や語り方の参考にしてくださいね。
0
カバー画像

#2 静寂に耳を澄ますということ 

0
カバー画像

静寂に耳を澄ますということ

静寂に耳を澄ますということ 誰にも言いだせないこと 「こんな年なのに」 「夫との距離」 そうした声に出せない「静寂」に耳を澄ませ、治癒して本来の自分を取り戻させるための演出家の旅。 普段は秘密にされている「旅」を特別に語ってみました。 これが普段の活動です。 ご注文いただく前の参考にしていただけたらと思います。
0
カバー画像

一緒に歩くこと

「なんだ、あたりまえじゃん」と思う事なのでしょうが、 人は歩く方向に体が向いているものです。 向けていないと歩きにくいです。 試してみる分かりやすいのですが、体の向きと進行方向が別だと進んでいて難しいし違和感あります。 うんうん、なるほどー では、また明日。 いえいえ、そうでなくて。 とってもあたりまえの事なのに、 物理的にはしていても、気持ちの面ではどうでしょう? 自分が進みたい方向に、体や意識をちゃんと向けていますか? そう聞かれると・・・ごにょごにょ・・・・(;´・ω・) 友だちにいませんか? 「幸せになりたい」と言っているのに、絶対に悪い方向にしか進まない人。 「早く結婚して、幸せな家庭を築きたい」と言っているのに「何でそんな男を選ぶのっ!」という方向に必ず進む人。 もうどうあがいても「ジャッジメント・デイは来るのね」とターミネーターみたいな感じになってしまう。 そう、こっちから見ていたらそうなんですよね。 なんで、こっちに行くのにそっちに体を向けているの?と、とても理解できません。 でも、そうしてしまう。 そうやって人を叱ることがあるのに、自分自身も決してまっすぐ進めていない。 上手くいかないものです。 想うと人って、見えていないのに進んでいるんですよね。 進みながら「あっちかな、こっちかな」としている。 誰かも、あなたも。 みんなで迷子。 迷子が道を指示しても、そりゃ進めない。 だから、僕たちにできるのは 「いま、あなたがいる場所」を教え合っていくことかな。 通ってきた道を、躓いた障害物を、立ち寄ったオアシスを。 人は上から目線で話すけど、本当に上から見えている人は
0
カバー画像

ごあいさつ。ゆーりママです。

「ママー、聴いてー」もはや現場でのあいさつ代わりとなったフレーズです。皆様、いかがお過ごしでしょうか?篠原有利と申します。僕は演出家をしています。僕が常に直面しているのは「人間関係」それは時には舞台上のこと、ほとんど毎日、その現場であるとか、関わる方々の、その周囲のことなど。もちろん、最近ではブログなどを通して初めましての方もご相談にいらっしゃいます。まったくありがたい事です。いまでこそ「人間関係のプロフェッショナル」として活動するようになり、全国を回っています(オンラインの普及に助けられます)が、以前の僕はどちらかと言うと「コミュニケーションが苦手な方でした。いえ、今でも苦手なのかもしれません。子供のころ、父親を知らずに育った僕はとても人見知りで、母が連れてくる男性の誰にも心を開くことなく隅っこで本を読んでいるような子供でした。昭和の男性ってキャッチボールをすれば意思疎通ができると思い込んでいました。ここでハッキリと言いますが気のせいです。母を亡くしてからは否応も無く世間に出なくてはなりません。そんな僕を救ったのが映画でした。子供のころから映画が好きだった僕は、その中の登場人物を自分の中に憑依させることで、対人関係を乗り切るようになってきました。人が苦手だったからこそ、人について学ばなくてはならなかった。その手法が映画から学ぶことでした。映画は僕に「虚構の上手な人間関係の見せ方」を教えてくれました。やがて僕は映画、続いて演劇の世界で働くことになりました。そうした世界は、とても言葉では言い尽くしきれないほどの「るつぼ」スッキリとはいかない人間関係が渦巻いていました。それをスッキ
0
8 件中 1 - 8
有料ブログの投稿方法はこちら