結婚式で「白無垢」や「色打掛」などの和装を選ぶ花嫁さんが増えています。
しかし、普段着慣れない着物では、立ち方や歩き方に自信が持てない……という声も多いもの。
そこでこの記事では、**和装姿を最大限美しく見せるための「立ち方・座り方・歩き方・お辞儀・所作」**を、初めてでも分かりやすく解説します。
和装の写真映えにも大きく影響するポイントなので、ぜひ挙式前にチェックしてみてくださいね。
1. 和装花嫁の基本の立ち方
和装姿を美しく見せる第一歩は、正しい姿勢から。
① 背筋を伸ばし、胸を張る
・頭の上から引き上げられているようなイメージで立つ
・おへそに力を入れて骨盤を立てる
・帯の締め付けで前かがみになりやすいので意識して胸を張る
・顎が上がりやすいので、軽く引いてバランスを取る
着物姿は、姿勢が整うだけで一気に凛と美しい印象になります。
② 前重心を意識する
白無垢はかつらの重さで後ろに倒れやすいことも。
・肩の力を抜く
・片足を軽く後ろへ引き、前側の足に重心を
・つま先は閉じぎみにして内股へ
・手はお腹の前で自然に重ねる
ふたり並んで立つときの位置は?
洋装とは逆に、和装では新郎が新婦の半歩後ろに立つのが基本。
やわらかく包み込むような雰囲気になり、写真映えも抜群です。
2. 和装の正しい座り方
長時間の披露宴でも美しく見える座り姿勢を。
背もたれに寄りかからない
・帯が背もたれに当たらないように5cmほど隙間を空ける
・背筋をスッと伸ばし、浅すぎない位置に座る
・肩の力は抜き、手は膝の上に自然に置く
座った姿勢は意外とゲストに見られているポイント。丁寧さが伝わります。
3. 和装の歩き方
和装の歩き方は洋装と全く違います。
① 体を揺らさず、歩幅は10cm
・背筋を伸ばし、膝を軽く曲げて重心を低く
・歩幅は小さく「10cm」ほど
・足は円を描くように前へすり足気味に
・ひざを付け、つま先を内股にすると上品
・音を立てずに静かに歩く
② 目線は“3メートル先”
白無垢は重く、つい下を向きがち。
・足元ではなく少し先の床を見る
・披露宴ではゲストの胸元を目安に
③ 裾を汚さない「褄(つま)持ち」
・親指以外の4本で褄を下から支える
・親指で上から軽く押さえる
・左手は添える程度に
打掛は「お引き」が多いため、歩くときは専用ベルトで短くしてもらうこともできます。
新郎と歩くとき
和装では腕を組みません。
・新郎が前、新婦が半歩後ろ
・距離を空けすぎずに並ぶ
・手を取ってもらうときは左手を軽く添える
4. 和装のお辞儀の仕方
帯がある和装では洋装より難しい所作です。
腰から折り、膝も軽く曲げる
・首だけでお辞儀をしない
・腰から30度ほど折る
・膝を軽く曲げて体を沈めるようにすると丁寧
・ふたりでタイミングを合わせると美しい
笑顔も忘れずに。
5. 小物の持ち方(末広)
花嫁が持つ扇子「末広」にも、美しく見える持ち方があります。
・右手で“要(かなめ)”を持つ
・左手は親骨の上に親指を置き、4本の指で下から支える
・左手は右手よりほんの少し下に
・肩の力を抜いて自然な角度に
6. 長い袖の扱い方
袖が長い和装ならではの注意点。
・物を取るとき・手を上げるときは、反対の手で袖口を押さえる
・階段や椅子に座る時は袖が床につかないよう気を配る
着物を美しく着こなす大切な所作です。
7. 和装は “事前練習” が成功のカギ
特に足さばきは慣れが必要。
・浴衣で練習
・足元に布を巻いて歩く
・草履で歩く練習をする
本番で焦らず、自然な動きができるようになります。
まとめ|所作まで美しい和装花嫁は、写真でも思い出でも輝く
和装は、日本の伝統美を象徴する特別な衣装。
だからこそ、**立ち方・座り方・歩き方・お辞儀・小物の扱いなどの「和装マナー」**が仕上がりを大きく左右します。
事前に少し練習するだけで、当日の姿勢が見違えるほど美しくなり、写真写りも劇的にアップします。
上品でしなやかな所作を身につけて、最高に美しい花嫁姿を迎えてくださいね💕