「向いている仕事がわからない」から抜け出すキャリア支援を行う、国家資格キャリアコンサルタントの井上です。2時間の構造化インタビューで“腹落ちする適職”を言語化します。
「転職やキャリアチェンジに興味はあるけれど、失敗が怖くて動けない」
そんな不安を抱えている方へ向けて、今日は私自身の実体験も交えながら、キャリアの選択で後悔しないための2つの視点をご紹介します。
この記事は、以前ラジオでお話しした内容をベースに再構成したものです。
「今の仕事が自分に合っているかわからないけれど、転職に踏み切れない」
「もし失敗したら…と不安で動けない」
という方にとって、前に進むヒントになれば幸いです。
1. キャリアチェンジが怖くなる理由とは?
キャリアチェンジを考えるとき、多くの方が最初に感じるのが「失敗したらどうしよう」という不安です。
たとえば、
「安定した会社を辞めるのが怖い」
「新しい環境でうまくやれる自信がない」
「もし合わなかったら…と考えると踏み出せない」
このような不安の背景には、
✔ 長く続く“安定神話”(親世代の価値観)
✔ コロナ禍以降の経済不安
✔ これまでのキャリアを「失敗できない投資」として見てしまう傾向
などがあると感じています。
でも、実は「失敗=ダメなこと」という前提自体に、思い込みが含まれているかもしれません。
2. 視点①:失敗は“バツ”ではなく、“発見”の始まり
私がまずお伝えしたいのは、キャリアにおける“失敗”は必ずしも「ダメなこと」ではないという視点です。
たとえば私自身、過去に「これがやりたい」と思って転職した先で、
「想像と違った」「思ったよりストレスが大きい」「向いてないかもしれない」と気づいた経験があります。
でもこの経験を経たからこそ、
「自分はこれが苦手なんだ」
「この環境では力を発揮しにくい」
「逆にこういう状況だと自分は伸びる」
という“輪郭のはっきりした自己理解”が得られました。
つまり、失敗は「合わないことがわかった」という意味で、“貴重な発見”なのです。
3. 視点②:遠回りに見える道が、唯一無二の武器になる
もう一つ、私の実体験からお伝えしたいことがあります。
たとえば、私が2社目で経験した業務スキルの一部は、その会社の中では思うように評価されませんでした。
でも3社目に移った際、その同じ業務スキルが思わぬ形で重宝されたのです。
✔ 「この作業、実は経験あります」
✔ 「この業務、以前似たことをしていました」
そんな一言で、チームから頼られる存在になることがありました。
一見“失敗”と思える経験も、別の環境では「強み」になる。
だからこそ、キャリアの中でつまずいた経験も、あとから“武器”に変わるのです。
4. 一歩を踏み出すには?失敗の前に「検証」しよう
それでも「やっぱり失敗が怖い」と感じるのは自然なこと。
だからこそ、いきなり大きな決断をする前に、“小さな検証”を挟んでみてください。
こんなアクションから始めてみましょう:
・今、転職市場ではどんなスキルが求められているのかを調べる
・興味がある職種の人に話を聞いてみる
・副業や短期プロジェクトで小さく試してみる
・自己分析ツールや適性診断で自分の傾向を再確認する
「動くこと=転職すること」ではありません。
“情報を集める行動”も、立派な一歩です。
5. まとめ:失敗を恐れる前に、手に入る学びを見てみよう
最後に、今回の内容をまとめます。
✓ 失敗は、合わないことが明確になる“自己理解のチャンス”
✓ 「遠回り」だと思ったキャリアが、将来の“強み”になることがある
✓ 怖さをゼロにする必要はない。まずは“小さく動くこと”が第一歩
キャリアの選択に「100%の正解」はありません。
でも、自分の経験を“学び”に変える視点があれば、失敗は単なる失敗ではなくなります。
「今のままでいいのかな…」と感じている方へ。
不安があっても大丈夫。ゆっくりでも、一歩を踏み出してみませんか?
ご覧いただき、ありがとうございました。
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