「特別なスキルがない…」から抜け出すために。得意を見つける“2つの視点”

「特別なスキルがない…」から抜け出すために。得意を見つける“2つの視点”

記事
ビジネス・マーケティング
「向いている仕事がわからない」から抜け出すキャリア支援を行う、国家資格キャリアコンサルタントの井上です。2時間の構造化インタビューで“腹落ちする適職”を言語化します。

自己分析をしているとき、こんな風に思ったことはありませんか?

「私、これといって特別なスキルがないんです……。」

この悩みは、自己分析迷子・キャリア迷子状態の方によく見られるもののひとつです。

今回は、そうした方が“自分の得意”を再発見するために必要な「2つの視点」について、私自身の支援経験をもとに解説していきます。

「得意なことが見つからない」には理由がある

最近は、SNSで「キラキラしたキャリア」や「圧倒的なスキル」を持つ人が目に入りやすくなりました。それと比べて自分には“これといった強みがない”と感じてしまうのも、無理はありません。

でも実際にご相談を受けていると、皆さん“得意”がないのではなく、「特別で目立つ何か」がないとダメだと思い込んでいるケースがほとんどです。

☑︎ 実は「自然にやってしまうこと」「当たり前にできること」が、他の人にとってはできないことかもしれません。

その視点を持てるようになると、自分の強みが少しずつ見えてきます。

視点①:主観と客観、両方から洗い出してみる

自己分析をする際におすすめなのが、「主観」と「客観」を分けて自分の得意を整理することです。

●主観的な得意
• 自分ではあまり評価されていないけど、「なぜか好き」「やっていて自然に続けられる」もの
• 他人から褒められなくても、自分の中では“得意かも”と感じること

●客観的な得意
• 他人から「それ得意だよね」と言われたことがある
• 仕事や活動の中で成果が出ていること、頼まれごとが多いこと

この2つを分けて書き出していくことで、「あ、これは重なってるな」とか「これは意外と人に評価されてたな」という気づきが生まれます。

視点②:得意を“育てる視点”で見る

洗い出した要素の中で、特に注目してほしいのが以下の2つです。

• 主観と客観が“重なっている”要素
• 今はどちらか片方だけだけど、「育てていけそう」な要素

重なっている要素は、まさにあなたの得意の“核”になります。一方、主観だけ・客観だけの要素も、実践を重ねていく中で得意に育っていく可能性があります。

ハードルが高すぎると「得意」に気づけない

多くの人が「得意=圧倒的な強み」と捉えすぎています。
☑︎「他人と違う傾向」や「自然にできること」も立派な得意です。

まずはそのハードルを下げて、“違い”や“傾向”として自分を見てみましょう。

「得意」は、特別なスキルではなく、自分にとっての自然な傾向や行動から見つかるもの。そう考えると、ぐっと探しやすくなります。

自分の傾向を客観的に知りたい方へ

「それでもどう探したらいいか分からない」という方は、Web上の思考傾向チェックや自己分析ワーク、他者インタビューなどを取り入れてみてください。

私自身も、自己分析サポートのサービスを提供しています。ご興味があれば、お気軽にメッセージください。

まとめ:得意は“特別さ”ではなく“傾向”で見つける

最後に、今回の話をまとめます。

◼︎ 得意とは「他人との違い」や「自然にできること」であり、目立つスキルではない

◼︎ 主観と客観、両方の視点から洗い出すと、自分の傾向が見えやすくなる

◼︎ “主観×客観”が重なる要素は、あなたの核となる強み

◼︎ まずは“得意”のハードルを下げて、自分の傾向に目を向けよう

「自分には特別なスキルがない」と悩むのは、あなたの“可能性”にまだ光が当たっていないだけかもしれません。
この記事が、あなたの自己理解を深めるヒントになれば嬉しいです。


ご覧いただき、ありがとうございました。
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