対人関係でみるべき「目線」は?

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こんにちは!
繊細さん応援スピリチュアルカウンセラーのくにゃです。

ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

昔々のこと。
新規オープンのお店のオープニングスタッフとして採用された私。
同期入社の20名ほどと、約1か月の研修をおこなっていました。
その時の出来事です。

ある研修のメニューの際に、私が言った一言が誤解を生んでしまい、周囲の人から「それ、ひどくない?!」といわれるようになってしまいました。
そんなつもりで言ったんじゃないよ、誤解だよ、と説明しても納得してもらえず、かなり険悪な雰囲気になってしまい、その日の研修は終了しました。

家についてそのことを振り返り、
『どうしたら理解してもらえる?もうみんなと一緒に研修受けられない?
このままどんどん嫌われて、私はひとりになっちゃうの?』

そう思ったら怖くなってしまい、次の日、研修をお休みしてしまいました。

その日の晩にマネージャーから電話があり、「何があっても明日は来い」といわれ、重い体を引きずるようにして出社。
マネージャーにバックヤードに呼び出されます。
「あぁ。。。めちゃめちゃ怒られるんだろうなぁ。。。ひょっとしたらくびかなぁ。。。」
なんて考えてたんですけど。
その時に言われたマネージャーの話が、とても心に刺さりました。

「お前な。昨日お前のこと心配して、AさんとBさんが目に涙をためながら”くにゃちゃんが会社に来れるようにマネージャーから話をしてくれませんか”って言ってきたんだぞ。
わかるか?お前のことを心から心配してくれる人が、少なくとも2人はいたってことだ。
お前はお前のことを心から大切だ、と思ってくれた2人には目もくれず、よく事情も知らない残りの奴らに目を向けて落ち込んだんだろ?
それは違くないか?
お前が目を向けるのは、お前のことをよく知らないその他大勢か?
それともお前のことを心から思いやってる2人か?
よく考えてみろ。そしてわかったら、2人に心から謝って飯でもおごってやれ」

…泣きましたわー。
もちろん2人にはご飯をおごりました。

そう。対人関係っていうのは、近くの大切なものには目がいかなくなっちゃうときがあるんですよね。特にこういった大人数のときには。

私の占いとスピリチュアルの師匠は、これを
「2:6:2の法則」
と呼んでいました。
2割はあなたのことを知っていて、あなたも相手のことも知っていてお互い思いやっている存在
6割はある程度知ってはいるけど、何の感情も持っていない存在
残りの2割はあなたに対してあまり良い感情を持っていない存在

この割合の中で一番厄介なのは「6割」の存在。
これっていうのは状況に応じて「大好き2割」「大嫌い2割」の間を行ったり来たりする日和見な存在なんです。
私たちは対人関係において、この「6割」の存在に一喜一憂し、なぜか「大嫌い2割」のほうに目を向けてしまうんです。
本来であれば遠ざけておかなければいけない存在なのにね。

まるで灯台の灯りのように。
手に届かにほど遠くにあって気にする必要は全くないのに、灯りがさしてるから見てしまう、気になってしまう。

でも本当に大切なのは、灯台のすぐ下にある「大好き2割」の存在だけなんですよね。
だったら、あなたは大好き2割さんたちと、毎日笑っているのがいいんです。
笑いを絶やさず、心を豊かにしていれば、それで幸せなはず。

対人関係で悩みが生まれるのは
「日和見6割さんと大嫌い2割さんをなんとかしよう、しなくちゃ!」
という思いがあるから。
人の気持ちはコントロールできません。する必要もありません。

あなたが毎日楽しそうにしていれば、自然と何かの流れは変わってくるものです。あなたが豊かになることが一番大切。

大好き2割さんを大切にしましょうね!


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