「自分軸」は作るものではなく、余計なものを削ぎ落とした後に「残る」もの

「自分軸」は作るものではなく、余計なものを削ぎ落とした後に「残る」もの

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「自分軸を確立したい」 

そう思って、自己啓発本を読んだり、新しいスキルを身につけたり、誰かの輝かしい生き方を参考にしたりしていませんか?


もし、あなたが「何かを足すこと」で自分軸を作ろうとしているなら、どれほど努力を重ねても、心に空いた穴が塞がることはありません。

なぜなら、自分軸とは新しく作り上げる「立派な何か」ではないからです。


自分軸とは、あなたがこれまで正解だと思って積み上げてきた「もっともらしい理屈」や「思考の枠組み」を一度手放し、余計なものをすべて削ぎ落とした後に、どうしてもそこに「残ってしまうもの」のことなのです。

「足し算」の自分探しが、あなたを迷子にする

私たちは幼い頃から、「今のままでは足りない」と教えられて育ちます。 

もっと勉強しなければならない
もっと空気を読まなければならない
もっと社会の役に立つ人間にならなければならない


そうして「正解」を求めて外側の世界を見渡し、自分をデコレーションしていきます。 

「合理的な判断」
「周囲に納得される自分」
「失敗しないための選択」

気づけば、自分の心の上には、他人から借りてきた「正論という名の荷物」が山積みになっています。


あなたが今、もし


「自分が何をしたいのかわからない」
「周りの目が気になって動けない」

と苦しんでいるなら、それはあなたが空っぽだからではありません。


むしろ、「自分以外の誰かの声」を詰め込みすぎて、自分の本当の声が響くスペースがなくなっているだけなのです。


自分軸とは、新しい自分をインストールすることではなく、自分の中に溜まった「ノイズ」をアンインストールしていく作業の先にあります。


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私たちが無意識に身にまとっている「3つの殻」

自分を削ぎ落とすと言っても、具体的に何を捨てればいいのでしょうか。

私たちが無意識に抱え込んでいる「余計なもの」は、本人は自分を成長させるための材料だと思い込んでいる「殻」のようなものです。


1. 「期待に応える」という殻
「親を安心させたい」「周囲に認められたい」

これらは周囲との関係を円滑にするための処世術ですが、いつの間にか自分を閉じ込める殻になります。

期待に応えることを優先しすぎると、人生のハンドルを他人に渡すことになります。

期待に応え続けている限り、あなたは「他人の人生の脇役」という殻から抜け出せません。


2. 「一般論」という殻
「普通はこうするべき」「この年齢ならこうあるべき」

これらはリスクを避け、社会に馴染むための便利な思考の殻です。

しかし、一般論というフィルターを通さなければ判断できないとき、あなたの感性は殻の中で窒息してしまいます。
正しさは便利ですが、そこにあなた独自の「体温」はありません。



3. 「正解」という殻
失敗したくない、損をしたくない。

そのために「これが正しいんだ」と自分に言い聞かせて、自分の本音を閉じ込めていませんか? 

摩擦を避け、波風を立てないための知恵は、時にあなた自身が殻を破って本当の願いに触れる機会を奪ってしまいます。


これらの「思考の殻」を一つずつ脱ぎ捨てていく過程は、正直に言って怖さを伴います。なぜなら、殻を脱いだあとの自分は、とても無防備で、頼りなく見えるからです。


削ぎ落とした後に残る「これだけは譲れない」という感覚

しかし、勇気を持って削ぎ落としていったとき、不思議なことが起こります。

すべてを捨て去っても、どうしても捨てられない「違和感」や「熱量」、あるいは「静かな確信」が、心の底に沈殿していることに気づくはずです。


誰が何と言おうと、これだけは価値があると思う。

損をするとわかっていても、これだけは許せない。

理由はないけれど、どうしてもこの場所にいたい。


論理的でも合理的でもない、説明のつかない「偏り」
それこそが、あなたがこの世にたった一人として存在している証であり、真の「自分軸」の正体です。


自分軸を持って生きるということは、鋼のような強い意志を持つことではありません。
「自分に嘘をつくのをやめる」という、極めてシンプルで誠実な態度のことなのです。

自分軸で生きると、人間関係は「調和」に向かう

「自分勝手に生きたら、周りと衝突するのではないか?」 
そう心配される方も多いでしょう。しかし、現実は逆です。


自分軸が定まっていないときは、自分の価値を他人に証明しようとして、マウントを取ったり、過度に媚びたりしてしまいます。

結果として、人間関係は複雑で疲れるものになります。


一方で、自分の軸(=自分だけの納得感)を持っている人は、他人の軸も尊重できるようになります。

「私はこう思う。そして、あなたはそう思うのだね」という、心地よい境界線が引けるようになるからです。


自分を偽るエネルギーを必要としなくなると、あなたの言葉には重みが宿り、不思議と周りには、あなたの「そのまま」を認めてくれる人が集まってくるようになります。

あなたが「本当の自分」に帰るために

もし今、あなたが何かに迷い、自分を見失っているのなら、自分を変えようとする努力を一度やめてみませんか。

「今の自分に、何を足せばいいのか?」と考えるのをやめて、「今の自分から、何を引けば楽になれるか?」と問いかけてみてください。


あなたが長年、自分を守るために握りしめてきたその「もっともらしい理屈」は、今のあなたにはもう重すぎるのかもしれません。

それを下ろしたとき、軽やかになった心にスッと通る一本の芯。
それが、あなたが生涯を共にするパートナーとなる「軸」です。


私とのセッションでは、あなたが無意識に積み上げてしまった思考の荷物を一つずつ棚卸しし、あなたの奥底に眠っている「本当の感覚」を一緒に見つけ出していきます。

自分を新しく作る必要はありません。
ただ、本当の自分に、帰っていくだけでいいのです。


「何かが違う」という、その違和感を大切にしてください。

あなたが抱えている「もっともらしい正解」を一度脇に置いて、心の奥底に眠る本音を一緒に見つけ出しませんか?

現在、その第一歩をサポートするモニターセッションを受け付けています。


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