t検定の出力に「有意確率」が2行あるとき、どちらを読む?

t検定の出力に「有意確率」が2行あるとき、どちらを読む?

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SPSS で「独立したサンプルの t 検定」をすると、結果の表に有意確率が2行出てきます。上の行が「等分散を仮定する」、下の行が「等分散を仮定しない」(Welch の方法)です。

■ 昔の読み方
表の左にある Levene の検定を見て、有意なら下の行、有意でなければ上の行を読む、という手順がよく教えられてきました。

■ 今すすめられている読み方
最近は、はじめから下の行(Welch の t 検定)を読む方法がすすめられています。2つのグループの人数やばらつきが違っていても、結果が大きくずれにくいためです。R の t.test() も、何も指定しなければ Welch の方法で計算します。

■ 論文での書き方の例
「A群(M = 3.52, SD = 0.61)は B群(M = 3.18, SD = 0.72)より得点が高かった(Welch の t 検定、t(58.4) = 2.02, p = .048)。」
自由度が小数になるのが、Welch の方法を使った目印です。

どちらの行を使ったかは、論文の「方法」の章に必ず書いておきましょう。

ほかの出力の読み方で迷ったら、こちらで文章で解説しています。
→ 統計結果の読み方と論文の書き方を解説します
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