α係数が低かったときに確認したい3つのこと

α係数が低かったときに確認したい3つのこと

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尺度の信頼性を調べたら、α係数が .70 を下回ってしまった。そんなときに、項目を削る前に確認したいことをまとめます。

■ 1. 逆転項目を直し忘れていないか
「人と話すのは苦手だ」のように、ほかの項目と向きが逆の質問は、点数を逆にしてから計算します(5件法なら「6 − 回答」)。直し忘れると、α係数は大きく下がります。項目と合計点の相関(I-T相関)がマイナスの項目があれば、まず逆転を疑ってください。

■ 2. 項目の数が少なすぎないか
α係数は、項目の数が少ないと低めに出る性質があります。3〜4項目の尺度なら、.60 台でも珍しくありません。ω係数をあわせて報告する方法もあります。

■ 3. 本当に1つのまとまりか
いくつかの下位尺度が混ざっていると、全体のα係数は低くなります。下位尺度ごとに計算するか、因子分析でまとまりを確かめます。

項目を削るかどうかは、数字だけでなく、項目の内容も見て判断し、削った理由を論文に書いてください。

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