賃金不払い残業、いわゆるサービス残業が横行している会社はいわゆるブラックです。
ブラックと言っても地方の中小ワンマン企業だけではありません。
何百人も雇用しているような、また海外の親会社の日本にある子会社のようないわゆる外資でもそのような会社は存在します。またブラックだからといって従業員がさほど不幸にも思っていないこともあります。賃金が高いとか、休みが取りやすいとか、それを考えれば不幸ではないと考えるのかもしれません。
いろいろな仕事がありますが、例えばこなす件数があるような仕事では働く時間に成果が一定程度比例します。難易度もそこに影響してきて、キャリアがあればあるほどその中に難易度が高いものも含まれてきます。そして難易度が高い仕事も成果は時間に一定程度比例します。
サービス残業が横行する会社(比較的大きな会社)は、はたらく人が進んでサービス残業している傾向にあります。長い時間働けば、それだけ相対的に成績が上がります。昇進やボーナスは成績に連動します。目先の残業代、有給休暇を率先して犠牲にして、他人より長い時間働いて成績を上げようとします。そのような競争がチーム内、部門内で起これば、自ら進んで行うサービス残業が横行します。
そこで落ちこぼれていくのは、「正常な人」です。労務上のコンプライアンスに疑問をもつ人、子育てで家庭の時間が必要な人、計画的に有給休暇を取って人生の満足度を上げる人。
このような問題は簡単に解決しませんが、今をあきらめてしまっては、そのまま何も変わっていきません。長い時間を有効に使って、自分がどのような職について、どのような職場でキャリアを積んでいけばいいかを考えて実践していくことが大事です。