「業務システムを作りたいけど、いくらかかるのか見当がつかない」
「見積もりを取ったら高すぎて、そっと閉じた」
システム化を考える方が最初にぶつかるのが、この費用の問題です。
私は事業会社で複数の業務システムを作ってきて、さらに外部の
見積もりも数多く見てきました。今日は、ベンダーに頼む前に
知っておくと損しない「費用の考え方」をお話しします。
⚪︎なぜ見積もりは数百万円〜になるのか
業務システムを業者に頼むと、小規模でも数百万円、規模によっては
1000万円を超える見積もりが出てくることがあります。
高く感じるかもしれませんが、理由はあります。
要件定義、設計、開発、テスト、それぞれに専門の人が関わり、
人件費が積み上がるからです。さらに、納品後の保守として
月額数万円が継続的にかかるケースも多いです。
つまり、従来のシステム開発は「人手をかけて作る」前提なので、
どうしても高額になりやすい構造でした。
⚪︎費用を左右する3つの要素
見積もりの金額は、主に次の3つで決まります。
ひとつ目は、機能の多さです。あれもこれもと盛り込むほど、
当然ながら金額は上がります。
ふたつ目は、連携の複雑さです。既存の会計ソフトや他システムと
つなぐ場合、その分の手間が加算されます。
みっつ目は、作り方です。完全オーダーメイドで一から作るのか、
既存の仕組みやAIツールを活用するのかで、費用は大きく変わります。
逆に言えば、この3つを抑えれば、費用はコントロールできます。
⚪︎「全部入り」を避けるだけで費用は下がる
費用が膨らむ最大の原因は、「念のため、あれもこれも」と
機能を盛り込むことです。
実際には、最初から全機能を使うことはほとんどありません。
本当に必要な機能だけに絞れば、見積もりは大きく下がります。
私がシステムを作るときも、まず「これがないと業務が回らない」機能と
「あれば便利」な機能を分けます。最初は前者だけで作り、
後者は使いながら必要になったら足す。これだけで初期費用は
ぐっと抑えられます。
⚪︎AIで「作り方」が変わってきた
最近の大きな変化は、AIツールの登場で「作り方」そのものが
変わってきたことです。
従来は人手で何ヶ月もかけて書いていたコードを、AIを活用することで
短期間で、かつ少ない人数で形にできるようになりました。
その結果、従来より大幅に安く、速く作れるケースが増えています。
「数百万円かかる」と言われていた規模のものが、作り方次第で
ずっと現実的な費用に収まることもあります。
見積もりが高いと感じたら、「他のやり方はないか」を
検討する価値は十分にあります。
⚪︎まとめ:費用は「決め方」でコントロールできる
業務システムの費用について整理しました。
・従来の開発は人手前提で高額になりやすい
・費用は「機能の多さ・連携・作り方」で決まる
・本当に必要な機能に絞れば費用は下がる
・AI活用で「作り方」が変わり、安く作れる選択肢が増えた
「この機能をシステム化したら、だいたいいくらかかる?」という
ざっくりした費用感だけでも知りたい方は、お気軽にご相談ください。
業務内容をお聞きすれば、おおよその規模感をお伝えします。
ご相談は無料です。