このローンが終わったら、次のステップへ進める?!

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りょうすけの歳くらいになると、「そろそろマイホームでも…」って考える頃だと思うけど、りょうすけはマイホームを買ったんだっけ?

結婚して子どもができて、今の賃貸マンションでは手狭になって、家賃と同額の月額のローン支払いでマンションや戸建てが買えちゃうのなら、この機会に買っちゃおうか?!と思うのは、いまの日本のサラリーマン生活だったら当たり前の選択だと思う。

低金利だし、景気も少しづつ回復しているようだし、周りもチラホラ持ち家を買い出しているしで…。
マイホームに憧れるよね〜。結婚していれば、奥さんからもせがまれるだろうし、子どものことを考えたらいまより少しでも広い家で、育てたいと思うしね。

そういうオレも、29歳のときに住宅ローンを組んで、東京郊外の土地付き中古住宅を買ったんだよ。57坪で古家屋、大きな庭も付き。やっぱり35年ローンにして、毎月コツコツ12万円くらいのローンの返済を払っていたよ。

実は数年後に転職をすることになって、勤務地の関係で、もう少し都心よりに住まなくてはならなくったんだ。自分たちは家賃払って、都心よりのマンションに住み、購入した家はリフォームして人に貸すという生活をしていた。少しの期間はそれで収支がなんとかまわっていたけど、入居者が退去することになると、それは悲惨…ローンと家賃のダブルを支払うことになって、その間約1年間は結構キツイローン地獄の日々だったよ。

そのときはいつも思っていたなあ…。このローンさえなければなあと…。

自分名義の土地付き物件を所有しているということで、一種の自己満足に陥ってた時期。ローンの返済額を大幅に上回るだけの家賃が稼げて、それもローンの返済が終わるまで途切れることなく、懐に入ってくるという保証があれば、それはそれで成功なのだと思うけどね。

でも、そうはうまくはいかない例になってしまった。結局は、購入時よりも4〜500万円下がった価格で、売却する結果となった。これこそ、若気のいたり?!高い勉強代?!

ローンを組むまでは気づかなかったけど、ローンが終わるまでは、その対象物件て、自分のものであっても実質は自分のものじゃないよね?!それって意味わかる?
じゃあ誰のものって言ったら、それは銀行さんのもの。なぜならローン組むときにその担保として、物件を差し出しているでしょう?ローンが支払われなくなると売りに出される運命なんだよ、ああ愛おしいマイホームが…てね。

そんなことにはならないことを願うけど、やはり数パーセントの人は住宅ローンが金銭的に支払えなくなり、物件差しどめになることもあると聞く。それまでせっせとローンを払っていた自分の家が取られちゃうのって、ホントショックだろうね。
それだけ、ローンていい面もあるけど、人の人生を左右するだけのものなんだよね。

「いまの生活の中で、何か一つだけでも無くせるとしたら、何を無くす?」って尋ねたらなんと答える?!これって、難しい質問か?いまの自分の生活にとって、一番の足枷(あしかせ)になっているものは何か?っていう質問だよ。

まさか、「妻子?!」なんて答えはないよね?!これは冗談…。
会社の仕事?これも考えられるけど、無くなったら無くなったで、その後の収入源が無くなるしね。

そうなるとやっぱり、住宅ローンでしょう?!毎月、定期的に支払っている10数万円、これが無くなるとしたら、相当家計が楽になると思わない?数万円の小遣いアップにつながるかもしれないし…。何より奥さんの顔色が変わるんじゃないかな?!

これこそ、いま現在求める理想形だね。ローンが無くなった生活!

りょうすけは、もしいまのローンが無くなったら何がしたい?どうしたい?どんな風に生活が変わる?

試しにさ、思いっきりその理想の姿を描いてみてほしい。紙に書き出してもいいし、理想形の生活をしている画像がネットから引っ張り出せるんだったら、プリントアウトして写真にしてもいい。普段からその生活をイメージできるようにいつも目につくところに貼っておくか手帳に挟んでおいてみたらどうだろう?いつも自分が理想とするイメージを思い出し、生き生きと頭の中で描けるように。

どんな理想的な生活が描けたかな?マイホームはあるからいいとして、小遣いが増え、日々の生活にゆとりが出てくる感じ?
それに、住宅ローンがないから車はちょっとランクアップで乗り換えてみたりして?海外旅行も年に2回行っちゃったりして?

まずはその理想形が描けてないと、いまの生活とのギャップが解らないと思うから、まずはローンが無くなったあとの理想像をイキイキと描くんだよ。

次にね、いまの現実の生活から、ふとローンが無くなったら、即その理想の生活にシフトできるのかと試しに想像してみて欲しいんだ。
宝くじの高額当選なのか、急に遺産が入ってくるのか、道で大金を拾うのかを想像するのは人それぞれだけど、ローンを返済できるだけの大金が舞い込んできたとする。そうしたらすぐにでもその理想に描いた生活ができそうだろうか?すんなりシフトできるだろうか?

描けるのであれば、なんとしてでもローンを速攻で返しちゃうことを考えて、繰上げ返済を繰り返してみて欲しい。それを生き甲斐に頑張っている後輩も周りにたくさんいるのは事実。それがモチベーションになっているね。

オレの場合はね、逆のパターンを選択してみたんだ。
それはね、先に理想として描いた生活を過ごして体験しておきながら、現実をあとから叶えていくというパターン。

何それ?どういうこと?って思うかもしれないね。

最初は5年くらい前のことだったかな…。
当時はオレもね、理想としていた生活や持ち物、理想とする家族像、理想の仕事、働き方を具体的に描いてみたんだ。

知り合いからお誘いがあって、ドリームマップ作成講座というものに出てみた。その講座には、同じように夢を叶えたいと思う人たちと一緒になって、理想の写真や雑誌の切り抜きとかから未来の理想像を描いてみたんだ。まさに、そのときから3年後の自分の姿を、本当にこうなっていたいという姿を活き活きと描いてね。

ドリームマップに描いてからの生活は、理想像と現実との差を少しづつでも埋めていく毎日。夢に向かっている感じがして日々の生活にワクワクが入ってくるものだよ。

「東京都内に駅から10分以内で40坪の土地に、自分たちが理想とする間取りの家を建てています」
「子どもと毎日楽しく暮らしています」(子どもはまだいなかったときに)
「人にやりがいを与える仕事をして毎日楽しく暮らしています」

これが最初に描いたドリームマップマップからの抜粋だよ。

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マイホームに関しては、理想の土地探しや工務店探しをとことんやったし、建売住宅をたくさん見にも行った。お陰様で去年の11月に、希望の工務店で、理想の間取りで、駅から10分の場所に戸建てを建てられ住んでいる。それも住宅ローンを組まずにというラッキー付き
で!決して広すぎるとは言えないけど、幼稚園に通う娘と妻の3人では十分すぎるほどの間取りで、快適に暮らしている。

仕事についても、自分が理想としていた、新規ビジネスを開拓する業務をやらせてもらえているし、通常業務外でも自己啓発系の講座を有志を集めて開催させてもらっている。まさに理想的な環境での会社 生活を過ごしている。

これは、オレがただ単にラッキーだったからなのか?ローンが無くなったから出来たものなのか?何か特殊技能を持ってたからできたのか?

ぜーんぶ違うと思うよ。しいて言うのなら、夢を叶えようとしていくうちに、それらが「知らないまま身についてきていた」といった方が正しいかも?!

ローンを無くすことを考えるよりも、ローンが無くなったら何をやりたいのか?どんな理想的な生活がおくれるのか?をもう一度しっかりと見直してみることをお勧めするよ。それが本当に心の底からやりたいことであるのだったら、ローンが無くなる前から少しづつでも関わることができるんじゃないだろうか?その逆転の発想こそ、現状から一歩抜け出すきっかけになると思っている。

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