デザイナーの仕事・・

記事
コラム
経営とは非言語系情報をいかに言語化するか
 たった一人で生きていけるはずもなしというか、そもそもそれぞれが支えあって物事が成立しているという事なのです。
物を買う、活用するという事を促すためには多くの企業が情報発信という行為を継続的に行っていかなければなりません。
特に消費者の心をつかむことで販売を伸ばそうとしている企業は、非言語系情報というべき雰囲気とかイメージとか、使用している状態などに関して消費者に訴求していくことが何より大切です。
 企業側としてはその商品のコストをどのように調整するか、材料のスペックや流通コストに関しては売価の中に適正に設定することが大事なのですがそれはそれ
 モノ余りの現代に於いての優先的な戦略はお客様の感情の領域にどう入り込んでいくのかに尽きるようです。
五感の特に視覚訴求と視覚に納得感を与えるための物語づくりが知的欲求を満足させなければならないものと考えます。マーケティングとはともかくも販売からスタートするものと私は考えています。
 だから、世間の平均の原価率や人件費などといったところから経営計画を立案することがいかに危険か、そのことに気が付いた昨今の私です。
 物語マーケティング実施方法を考えていきたいと思っています。
企業や店の情報を顧客に伝えるツールとして、商品カタログがまずあります。
 品種・品名・特色・価格といった機能的便益を伝えるためのもの。レストランのメニュー表、美容院の価格表などがこれに当たります。その際に店のロゴやショルダーネームなど付加しお客様にわかりやすい表示をデザインしてます、また店舗のファサードなどに設置されている看板なども同様の役割をもっています。
次に、店舗の理念などを書いたものがあります。それによってお客との絆を深めようとしたリピーター獲得のためのツールで、よく「店のこだわり」などをかいたポスターが絵付きで飾られている様子を見ることが出来ます。
 これらは情緒的訴求と呼ばれるものですが、まだまだ「生産側の論理」にたったものです。つまり、自店の都合に合わせた主張という事になります。
 ある時ある店のランチョンマットのデザインを頼まれたときに、2つの実験をしてみました。
 ひとつは、店側の情報のみの掲載、絵も入れましたが売りたいメニューの羅列と紹介など、もう一つは一切店舗の情報を入れずにその地方の話しに終始した一種の観光案内のようなもの、地域文化の紹介や歴史のエピソードなどの紹介という具合に2つの方向性のツールとしてのマットを作成したのです。
 結果は前者の場合はお客から何のリアクションもないただのマットとして消費されたのですが、後者の場合はお客の興味を引き、これは誰が描いたの?と反応があり、又私自身物語をシリーズ化していたため季節ごとに内容を変えていったせいもあり、お客が持ち帰り綴じて保管しているという話も現場のスタッフから聞いております。また、誤字脱字の指摘などもあることから、お客とお店のコミュニケーションツールとして機能していったのだと思っています。
 売り込みの感覚のない、何気ないツールのほうがお客の心をつかむのだという事を再確認した次第です。
 この店のお客は、あの物語を発信している「○○の店」と呼ばれているそうです。まぁデザイナー冥利に尽きますね。
 結論・・・お客とお店の相互コミュニケーションによってそこに和が生じるのだということ
 自店ブランディングのツールにもなっている。
 ランチョンマット 考察の話しでした。👇 参考

IMG_6317.JPG


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら