【連載 第5話】私が占い師になると決めた日

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コラム
こんばんは。丸山修平です。

「自分がこの道に進む」
そうはっきり決めた日のことは、
意外と静かな記憶として残っています。

何か特別な出来事があったわけではありません。
大きな転機のように見えて、
実際には、とても小さな「気づき」でした。

祖母や母のそばで過ごす中で、
見えること、感じることは、
いつの間にか私の中で当たり前になっていました。

でも、それを「仕事にする」という感覚は、
どこか別の世界の話のようにも感じていたんです。

あるとき、一人の方の話を聞く機会がありました。
その方は、恋愛のことで深く悩んでいて、
自分でもどうしていいかわからなくなっていました。
言葉は穏やかでしたが、
その奥にある感情は、とても強く揺れていました。

私は、そのとき感じたことを、
そのまま言葉にして伝えました。
見えたもの、感じた流れ。
そして、その人が本当はどうしたいのか。

不思議なことに、
話していくうちに、その方の表情が少しずつ変わっていったんです。
迷いの中にいたはずの人が、
自分の意思を取り戻していくような感覚。
その瞬間に、はっきりと気づきました。
「ああ、私はこれをやるんだな」と。

誰かの人生を決めるわけではなく、
その人が自分で選ぶための視点を渡す。
そのために、この感覚を使うんだと。
それは、使命感というよりも、
とても自然な流れでした。

抗う理由もなく、
ただ「そうなる」とわかる感覚。
これまで累計約2000人の方と向き合ってきましたが、
あの日の感覚は、今も変わっていません。

あなたの人生の主人公は、あなた自身です。
その前提は、どんなときも揺らがないものです。

だからこそ、私は「答え」を押しつけることはしません。
ただ、あなたが自分で選べるように、
必要な視点をお伝えするだけです。

あなたの物語にも、
「なぜかこの道を選んだ」という瞬間があるかもしれません。
それは、偶然ではなく、
あなたという星が自然に選び取った流れです。

もし今、進む方向に迷いがあるなら。
その奥にある「本当はどうしたいか」に、
少しだけ目を向けてみてください。
そこに、あなたの答えがあることが多いです。

次回は、「はじめての失敗」についてお話しします。
どんな道にも、順調なことばかりではありません。
でもその経験が、
後の大切な軸になることがあります。

あなたの物語にも、そっと寄り添えたら嬉しいです。
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