車を運転していて事故にあう事は一生のうちそんなにありません。
事故に慣れている人はいないのです。
しかし車の事故はいつ起きるかわかりません。
もらい事故のように自分の不注意では無い事故にも巻き込まれます。
そして事故は相手を選べません。
事故の相手に言われるがまま事故の対応をしたら相手から嘘の情報を言われ連絡取れなくなり、修理代を請求出来なかった。
自分の方が被害者のはずなのに相手に言われるがまま対応したらいつのまにか自分の立場の方が不利になっていた。
など事故の現場での対応を誤ると後々でトラブルになる可能性もあります。
そこで長年事故対応を行なってきた私が経験や法律を基に事故の時の適切な対処法を伝授します。
私は保険代理店に勤務をしています。契約者の事故の対応を合計で2000件以上行なってきました。
私の経験で特に印象に残った事例やこんなケースがあるのかと盲点になっていた事例などをまとめました。
いくつか項目を紹介します。
・事故の相手が警察を入れたくないと迫ってきた。
・事故した相手がその場で10万円渡されて「これで示談にしよう」と迫ってきた
・事故した相手が紙を持ってきて「ここに私が全面的に悪いと一筆書け」と言われ思わず書いてしまった
・自分が被害者と思う事故で相手が携帯電話が無いから代わりに掛けてやったら自分が加害者のような扱いになってしまった
このような事例の場合どのように対処すべきか、防ぐためにどのように対応するのが良いのか、対処法もまとめます。
事故の経験が少ない人で気づかいのできる人に限って大きな損をする事があります。
人の善意に漬け込んで自分の負担を軽くしようとする相手もいます。
一人でも心優しい人が事故で辛い目に合わないために今回は用意しました。
個別の相談を受けることがありますが、事故の相談は非弁行為に抵触する恐れがあるので申し訳ないですがお断りしています。
今までに事故を経験してない方には現場で冷静に対処出来る指南書としてご利用ください。
今事故の対応で困っている人にもいくつかヒントになるかもしれない対処法もあります。
例えば事故の当日は相手に強く言われて謝罪をしたけど改めて事故状況を報告すると実は自分が被害者だったというケースがあります。
その時に相手から「その場で謝罪したろ」と言われた場合どうすればいいのか今後の対処法を書いてます。