介護の悩み、つらい気持ちゆっくり聞きます

悲しくなったり、憎らしく思うのは介護をしていて当たり前

介護経験３０年近く、色々なサービスを経験してきました。 沢山の利用者様と出会い、利用したくて利用する方、したくなくても利用しなければならない方、言われたから利用する、家族の為を思って利用する方等様々な方がいらっしゃいました。 働いていて思う事は、多くの利用者様が望んでいるのは、自分の話を聞いてほしい。と言う事です。 自分が存在する事を確かめるように、止めどなくお話をされる方もいます。 認知症で言った事を忘れてしまい、繰り返す事もあるかもしれません。 でも、感情や思いは残っているので、話したい、伝えたいと言う気持ちの現れなのだと思います。 要介護者は、介護サービスを専門職から受け、自分を含め未熟な所はありますが、ある程度の理解の元、過ごせていると思います。 又、介護の職員は、当然仕事として行っています。 仕事を終えれば、離れられます。 ただ、介護しているご家族は、自分の生活もこなしながら、介護をし、子供だからとわがまま言われ、気を使われない事も多く、ストレス、疲れはたまります。 自分は、親と同居をしようと思って計画を立てている時に亡くなり、介護をする事はありませんでした。 そんな経験から、在宅介護をしている方の力に少しでもなれたらうれしく思います。 親が介護サービスの利用を拒んでいる、施設入所は、後ろめたい等、悩んでいる方、少しでも気持ちが楽になれるようお話を伺います。