心理学用語で「鏡の法則」という言葉があります。
これは現実を、自分の心を投影した「鏡」の世界であると見なし、
自分の周りに起きる出来事や、自分の周囲の人の言動は
自分を映し出した鏡であると考える法則です。
この考え方を一歩進めてみたとき、
「自分」=「他人」
「自分以外の他人」=「違う役割を与えられた自分」
と捉える事が出来ます。
例えば、病気で入院している人がいたとします。その入院している人があなたに「一日中ベッドで寝ている事は辛い」と伝えたとします。病気で入院した事がない人なら「一日中体を満足に動かせずに寝ている事は辛いことだ」と病気をすることなくその状況を追体験し「健康はありがたい」と気付く事ができます。この例では、別の自分自身が辛い入院生活を体験しているので、その事によって入院生活を経験せずとも「日々の健康のありがたみ」を学ぶ、と捉える事ができるのです。
また例えば、仕事で嫌いな上司がいたとします。この上司はあなたと考え方が全く違う上司でそりが合わず、「何年この仕事をしているんだ!」「いつになったら結果を出すんだ!」と毎日のように責めてくる上司だとします。この場合は、上司を「あなたが知らない考え方を持っている自分」「あなたと違う体験をしてきた自分」と考え、自分と違う人間の考え方を知る事ができる、と捉えます。
この理不尽とも言える現実は、どうやったら変える事ができるのか?
お察しの通り、上司に何か言っても、その上司が変わる事はありません。あなたの内面に「自分自身を責める感情」があり、その感情のエネルギーが他人を通して自分を責める現実を作っているのです。
また、上司はあなたを責めながら、同時に自分自身の心を責め続けているため、自分を責める感情が上司自身の内面にもある事が分かります。上司自身も自分に対して同じような感情を抱きながら仕事をしているのです。
では、どうすればこの状況を改善できるのか?それは自分自身の内面に意識を向け、「自分を責める感情」を解消する事が必要です。そこに気付かない限り、別の会社に入ったとしても同じような事が起こり続けます。
あなたの周りにいる人を「違う役割を与えられた自分」と捉えてみて下さい。起きる問題は、あなたの人生であなたが克服すべき課題を含んでいます。
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