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『流浪の月』感想(ネタバレなし)

6月4日(土)、おはようございます。予告を目にして、「これは観たい!」と思った映画【流浪の月】観てきました。予告動画はこちら👇あらすじはこちら👇帰れない事情を抱えた少女・更紗(さらさ)と、彼女を家に招き入れた孤独な大学生・文(ふみ)。居場所を見つけた幸せを噛みしめたその夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。15年後。偶然の再会を遂げたふたり。それぞれの隣には現在の恋人、亮と谷がいた。『悪人』で善悪の境界を朧にし、『怒り』で信じることの困難を世に問うた監督・李相日。人間存在を極限まで掘り下げ、観る者の心にそれまで感じたことのない感情を呼び覚ます濃密な映画体験を提供し続けてきた李が、待望の新作として選んだのは、2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうのガラスのように繊細な物語。更紗役に広瀬すず、文役に松坂桃李という現日本映画界をリードするふたりを迎え、横浜流星、多部未華子が新境地に挑む。更に、現邦画界で輝く実力派が結集し、物語に深みを添える。彼らの心象を叙情を込めて映し出すのは、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』を手掛けた韓国映画界のレジェンド、撮影監督ホン・ギョンピョ。『キル・ビル Vol.1』『三度目の殺人』等、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平、NODA・MAPや2021年東京オリンピック開会式のダンスパフォーマンスへの楽曲提供も話題の音楽・原摩利彦ら、国境を越えた才能の競演も見どころだ。いつまでも癒えない傷を抱えて生きてきたふたりが手を伸ばした、ひとすじの光。一歩先の未来。世界の片隅で生きる〈許されない〉ふたりの物語が、息が止まるほどの感動と深
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混ざりあうことがない人たち

凪良ゆう著「流浪の月」を読み終えた。この文庫本を本屋で手に取ったのは、「映画化決定」の文字からだった。どうも私はこの謳い文句に弱いようだ。そのとき私は映画のスクリーンを前にしていた。物語はまだ始まっていない。帯裏を見ると出演者名に広瀬すずの名前があった。思い出す。「三度目の殺人」で見せた、足と影を引きずる少女の演技に魅かれた。この女優は何処か不幸で訳有りな役が似合うと、勝手な妄想を広げていた。そういえば、映画館入り口のポスターで「流浪の月」を見た覚えがある。それでもその時はそのままスルーしてしまった。いま本屋の書棚を前にしてスクリーンを想像している。観ておけばよかったと後悔している。さらに小説は「本屋大賞受賞作」と帯に謳ってあるではないか。 ページをぺらぺら捲りながら、ろくに読みもせずこの文庫本を買うと決めた。それでも文庫本「流浪の月」は三か月のあいだ、私の書棚に横づけされていた。積まれた小説たちの中で、いつ来るかわからない出番を待っていた。 そして今日、やっと読み終えた。作者の描く二人の動きに、広瀬すずと松坂桃李の顔が重なる。 誰も殺されない、凄惨な事件も発生しなかった。それでも読み終えたとき、濁った湖の底に向かって更紗(広瀬すず)と文(松坂桃李)が手を繋いで沈んでいく感覚が残った。しかし、二人はこころまで泥を吞み込んでいない。更紗と文、作者が描く二人の心理描写は何処までも正直で澄んでいた。 他人と違う自分、親からも「ハズレ」と認識された文、誰にも理解されない事情を抱えながら、そのときそのとき染み出る感情に言葉を拒んだ更紗。二人は再会し居場所を見つけたかのように思えた。それで
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悩みを一緒に抱えてくれる人ってどんな人?

こんにちは、一ノ瀬ゆうです(*^^*)今日は、最近読んだ本のご紹介です。内容を詳細に紹介するというより“あ〜、読んでよかったなぁ”という話で終わります。もし…✓男女の新しい関係に関心がある✓想い合いに心動かされたいとき✓タブーっぽい際どさにドキドキしたいときなどの気持ちになったときにおすすめの小説です。はよ、タイトル教えて!と思われそうなので、タイトルをご紹介♪「流浪の月」凪良ゆう著ストーリーを紹介しつつの感想は…一人ぼっちの小さい女のこを誘拐した一人ぼっちの大学生この二人が持つ恋とも傷とも形容しがたい感情を抱えたままたくさんの時間が経ってそれぞれが別々の人生を進んでいきます。しかし、また二人の進む道が交わるタイミングが訪れたときの二人がする答え合わせに心が動かされまくりました。タイトルと内容が今ひとつ一致していないなぁと思ってくれる方のためにフラグを回収してみます。まったく気にならなかったらぼくの思い込みです、すみません。本の帯にある本文からの引用です。「それでも文、わたしはあなたのそばにいたいーー。」〜※注意※ここからネタバレっぽさがあります〜このセリフを言ったのは大学生に誘拐された更紗(さらさ)です。ずっと一人で悩みを抱えて誰にも言えなかった誘拐犯。誘拐犯の悩みの内容は知らない更紗。誘拐犯が何かを抱えていることは想像できていて、どんな悩みであったとしても更紗は自分の思いに素直でした。そのまっすぐな更紗の気持ちを想像しながらセリフを目で追い終わると胸がぎゅーっとつまります。誘拐犯と更紗の関係は本作品を読んでもらうとして、人には言えない悩みを抱えて抱えきれず苦しんでいるときに
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