人の嫌だと思うところを自分もやってみると気持ちが分かる
他人に対して怒りが湧いてくるとき、その怒りを辿っていくと、「許せない」「常識では考えられない」と思います。例えば、以前コンビニの店員さんと話しをしていたときに、「お客さんのマナーが悪いと腹が立つ」ということを言っていました。例えば、お金をトレーではなく、カウンターにバンとたたきつけるように置く、商品をむしり取るように取っていく。それ以外にも、自分の声かけにも無反応で帰っていくお客さんが多いと悲しくなる、ということも言っていました。そこで、わたしが「それがキミの許せないポイントだね。試しに他のコンビニに行って同じことやってみてごらん」と言ってみました。そして、今日、コンビニに行くと「他のコンビニに行ってやってみました。で、やってみたら別にたいしたことじゃないなって分かりました。自意識過剰だったんですね~」と言われました。彼のブロックが1つ外れたな、と思いました。彼の中にあったブロックは・お客様と店員は常にお互いに敬意を持って接しなければならないというブロックでした。でも、人間なので、常に敬意を持ってできないこともあります。しゃべるのが恥ずかしいという人もいるし、自分では失礼だと思っていない人もいます。それがわかってくると「あぁ、別に自分が馬鹿にされたわけでも見下されたわけでも無視されたわけでもないんだな」ということが分かります。わたしも子供がゲーム中に話しかけると無視されます。本人たちは無視しようとしてしているワケではない、といいます。で、実際にわたしが夢中になっている本を読んでいるときに話しかけてこられると、同じように無視したくなります。無視しようとしているワケではないが今はや
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