手品と逆問題
こんにちは。たつやです。世界的なコンペティション番組であるAGTやBGTを見るのが好きで、ひたすらマジシャンのパフォーマンスをYoutubeで見ていたことがあります。その流れで、マジシャンのコンペティション番組『Penn & Teller: Fool Us』にもハマって、今でも出演者本人によるYoutube動画を繰り返し見ています。『Fool Us(日本語で言うと、だましてみろ)』は、出演者がマジックを披露し、その種を、マジックデュオである Penn & Teller が見破れるかどうか、という(コメディテイストな)ショーです。まったくもって職業病なのですが、これを順問題/逆問題の枠組み(下記記事参照)でイメージしてしまいます。出演者にとっては、マジックを披露するという順問題を解くことになります。それは、・マジックの種・技術(Sleight of Hand, Misdirection, "Modern" technology, ...)・プレゼンテーション(見せ方)などによって達成されます。技術やプレゼンテーションによって、マジックの種を覆い隠すわけですね。Penn & Teller 自身も技術をよく知っているため、プレゼンテーションが全てということを番組中で言っていたこともあります。たとえば、自然な状態/行動の中にマジックの種を隠すという感じですね。それに対し、Penn & Teller にとっては、マジックの種を見破るという逆問題を解くことが必要になります。と、こんな観点で、番組を見ていたりします。『料理の逆問題』でも触れたように、逆問題を解
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