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アメリカで初めて性別欄に「X」と記載したパスポートが発給

 アメリカ国務省は27日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちのために男性と女性以外の選択肢として「X」と記載されたパスポートを、初めて発行したと発表しました。アメリカ国務省の報道官は27日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちに対応するパスポートを初めて発行したと発表しました。 それによりますと、これまでパスポートの性別欄では、男性と女性しか選ぶことができませんでしたが、自分の性をどちらにも位置づけない人たちなどに対応できるよう、新たに「X」という選択肢を設けたということです。 国務省は来年初めまでに必要なシステムの更新などを済ませ、希望する人はすべて自由に選択できるようにするということです。英人権団体「Employers Network for Equality and Inclusion(平等と包摂のための雇用者ネットワーク)」によると、2020年3月時点で、パスポートの性別欄に「X」などのサードジェンダー表記を認めている国はカナダ、アルゼンチン、オーストラリア、デンマーク、オランダ、ドイツ、マルタ、ニュージーランド、、パキスタン、インド、ネパールでした。こちらの記事ではバングラデシュも、こちらの記事ではアイスランドも同様にサードジェンダー表記を認めています。したがって、今回の米国を合わせて世界14ヵ国で承認されていることになります。(ベルギーやフランス、英国などでも検討が始まっているようです) 日本で「X」などのサードジェンダー表記が認められるのはいつのことになるでしょうか。日本は遅れてるのでほど遠いわね。ココナラBLOGのお気に入りフォローして更新をお見逃しなくー
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