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この子、発達障害ですか?

「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。発達障害の医学的な枠組みの説明は省きますが・・・保育・教育の現場では「集団生活の中で外れる子」「理解し難い行動の子」としてあがってくることが殆どです。育児においても同じく。発達障害であったとしても、その子ども自身の持っている力がどのようなものであり、家庭・教育等の環境がどのようなものであるかで必要な支援は異なります。「発達障害」=「特別支援教育」ではないのです。もちろん、必要な支援体制を整えることは重要です。「この子、発達障害かも」とラベリングをするのではなく、何がその子に必要なことなのか?大人がすべきことは、まず、それを考えて実践することです。発達や教育についてのご相談を承っています👇では、また。
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私は特別支援教育士になれなかった。どうしても…。【5分で読めます】

皆さんは「特別支援教育士」という資格を知っていますか? これは特別支援教育に携わる人の専門的な知識や技術を保障する資格です。主には学校の先生, 特に特別支援教育コーディネーターや相談業務に携わる先生方の中に, この資格をもってらっしゃる方がいます。 特別支援教育士になるためには,お金と時間と労力が必要です。 それはどんな資格でも同じですが, 特別支援教育士は,かなりのコストを突っ込まないと取得できません。ここからが,私の話になります。 もう15年以上も前になりますが, 現)国立特別支援教育総合研究所が主催する, つまり国が主催する1ヵ月間の合宿研修に参加しました。 私はそのとき,特別支援教育を学びたい一心でしたので, その研修に「行け」と言ってくださった上司には今でも感謝しています。 その研修がなければ私の今はありません。 それぐらいに 特別支援教育とは何か? 発達障害とは何か? これから自分は何を学び続けていけばよいのか? その道筋を示してくれたのが,この1ヵ月の合宿研修でした。 毎日毎日,90分×4コマ。朝から晩までみっちり講義。 ときどきグループワークや課題提出等がありました。 現在でも活躍されている特別支援教育業界のトップの先生方が 講師として次々登壇されました。 合宿も半ばを過ぎた頃, 紹介されたのが特別支援教育士という資格でした。 実は,この合宿の講義の半分位の内容が, 資格を取るための講座のコマに転用可能で, 合宿終了時には資格を得るためのポイントを 半分持っている状態になるとのこと。 ではあと半分はどうするか? もちろん資格を取るつもりがない人は何もしなくてよい
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特別支援教育、いじめ対策を充実

文部科学省は特別支援教育の充実に41億円を計上。切れ目のない支援体制の構築と生涯を通じた学びの取り組みを推進する。内容は、・医療的ケア看護職員の配置を740人分拡充して3740人を配置。・校外学習や登下校時の送迎車両への同乗などを行う。・障がい特性に応じたICTの活用では、デジタル教科書活用時に配慮が必要な発達障がい児や視覚障がい児などへの音声教材などの政策・活用方法などを研究。生涯を通じた障がい者の学びの推進には50億円を計上。・学校卒業後の学習、スポーツ、文化芸術活動などの取り組みを拡充。いじめ対策や不登校支援には85億円を計上。・スクールソーシャルワーカー1万人を全中学校区へ配置。・スクールカウンセラー2万7500人を全公立小中学校に配置。・全国に約24万5000人いる不登校児童生徒対策では、特別教育課程に基づく「不登校特例校」の設置を促進。2023年度は20自治体に設置する。※幼児教育関係は認定こども園施設整備交付金をこども家庭庁に移管。幼稚園型認定こども園に関する支援業務を移す。週刊福祉新聞 1月24日発刊 より引用この金額が「高い」のか「安い」のか、私にはわからないけれど、特別支援教育やいじめ対策などに億単位の計上がされるということは、きっと目を向けられてきたからではないかと期待しています。そして「不登校特例校」ということばを初めて聞きました。文部科学省によると以下の内容。不登校児童生徒の実態に配慮した特別の教育課程を編成して教育を実施する必要があると認められる場合、文部科学大臣が、学校教育法施行規則第56条に基づき(第79条(中学校)、第79条の6(義務教育学校)
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インクルーシブ教育とは?わかりやすく解説②【5分で読めます】

この前,初めて聞いた言葉なんですけど,「インクルーシブ教育」って何ですか?学校の先生はみんな知っているのでしょうか?先生じゃなくても,わかるように解説をしてください。この疑問にお答えする第2弾です。この記事の内容(今回は3つめだけです) 1.インクルーシブ教育って何?→①をお読みください。 2.今までの教育と何が違うのか?→①をお読みください。 3.学校の先生に,お伝えしたいこと→今回解説します。を,わかりやすくポイントをしぼって解説します。 3.学校の先生にお伝えしたいこと インクルーシブ教育の波に乗れるか?飲み込まれるか? 障害や苦手なことがある子どもやその親の希望を叶えるためのインクルーシブ教育ですが, ネガティブな言い方をすると… 「今までクラスにいなかったはずの,特別なサポートを必要とする子どもが,先生の目の前にいる(または歩き回っている)こと」です。そして「その子を放っておいてはいけないし,お客様にしておいてもいけない」ということです。 だって,あなたがその子の担任の先生だから。 学校の先生からは,こんなつぶやきが聞こえてきそうです。 「その子がいたら一斉指導なんてできないんじゃない?」「学級崩壊になっちゃうよ!困るよ!」「その子にだけ,担任がつきっきりになるわけにはいかないでしょ」「支援員さんとか介助員さんとか,お世話してくれる人を割り当ててくれるんでしょうね?」「私の専門は数学。障害のことは専門外なのに…」先生って立派な人が多いから,面と向かっては言わないですよね。 大声では言わないですよね? まさかSNSで愚痴ったりしないですよね? でも,心の中で思ってますよ
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【わかりやすく解説】インクルーシブ教育とは?①【3分で読めます】

この前,初めて聞いた言葉なんですけど,「インクルーシブ教育」って何ですか?学校の先生はみんな知っているのでしょうか?先生じゃなくても,わかるように解説してください。・・・・という疑問にお答えします。 この記事の内容(今回は,とりあえず2つまで)1.インクルーシブ教育って何?2.今までの教育と何が違うのか?3.学校の先生に,お伝えしたいこと→②をお読みください。を,わかりやすくポイントをしぼって解説します。1.インクルーシブ教育って何?インクルーシブ教育とは, 障害のある子ども,障害のない子ども,すべての子どもに対して,「こんな風に教えてもらえるとわかるのに」とか, 「ここは苦手だから,少しずつ練習したいんだ」とか, 「先生の話を聞いているだけじゃ覚えられないよ~」といった,ひとりひとりの困っていること,フォローしてほしいことに合わせた適切な教育的サポートを,通常の学級において行う教育のことです。文部科学省が「インクルーシブ教育を進めましょうよ」と, お達しを出しているのです。 それには理由がありまして,「障害者の権利条約」を批准するために, 日本国内の法やシステムを整備する必要があったからです。 批准というのは,「日本は障害者の権利を大事にしている国だね」と, 国連から認められるということです。 すごいザックリした説明ですみません…。 当初,日本は障害者の権利条約を「俺たちも結びたいよ」と, 手を挙げたのですが, 「法整備がなってないよ。障害者の権利とか,大事にしてないじゃん, もっとちゃんとしないとだめじゃん」 と,批准できませんでした。 そこで,割と急ピッチで法整備やシステ
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