【連載:第2回】言えない想いを、星に預けて。〜万葉の歌が教える、自分を愛する勇気〜
「本当の想い、誰にも言えずに飲み込んでいませんか?」お帰りなさい、山口あきらです。 今日もこの休息所に立ち寄ってくださり、ありがとうございます。日々、鑑定を通じて皆様の心に触れていると、ある共通の「痛み」を感じることがあります。それは、「こんなことを言ったら嫌われるのではないか」「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と、大切な自分の声を押し殺してしまう痛みです。実は、千年以上も昔の人々も、今の私たちと同じように悩み、震える想いを抱えていました。「あかねさす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずや 君が袖振る」 (額田王:万葉集)「人目のある場所で、私に手を振らないで。見張りに見られてしまいますよ」 この歌は、許されぬ恋の切なさと、それでも抑えきれずに溢れ出す情熱を詠んだものです。「袖を振る」という精一杯の愛情表現。人目を気にしながらも、魂が惹かれ合うことを止められない……。その嘘のない姿が、時を越えて私たちの胸を打ちます。私、山口あきらも、かつては自分の声を押し殺して生きてきました。 4度の死線に立たされた時、最後に私を救ったのは、世間体でも理屈でもなく、「本当はどう生きたいのか?」という、内側から溢れる魂の声でした。その声に導かれるようにして再会したのが、星々のささやきを伝える占星術と、心の奥底を映し出すタロットカードでした。暗闇の中で震えていた私に、星は「進むべき道」を指し示し、カードは「今のままでいい」と優しく背中を押してくれたのです。この出会いがあったからこそ、私は再び「山口あきら」として歩き出すことができました。もし、あなたが今、誰にも言えない孤
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