小説「ミトミと私の奮戦記。」◇2歳 我が家のヒエラルキー
◇2歳 我が家のヒエラルキー ミトミの定位置は、いつの間にか居間のソファ上で、 父を守るかのように(誰もお父さんを襲わないのに) そばにピタリとくっつく。 この家で一番の人にくっつく動物の勘? 私達を見下ろす状態になったミトミは、父が1番、自分が2番、 そして私が3番、ご飯の用意をしてもらってるのに、 母は一番下のランク付けにしたようだ。(お前のメイドじゃないぞ) 母が何の気なしに父のに近づいた時、ミトミが噛みついた。 あの温厚な父が激怒、ビビったミトミは、母に噛み付かなくなった。 その分私を威嚇してきたので、ミトミの胸ぐらを つかんで(子犬ですけどね) 「誰に牙むいてンだ!ふざけんなよ!」と ヤ○ザさんもびっくりな言い方で威圧。 「相変わらず言葉が乱暴だよ。もうちょっと穏やかに」 そう言う父だが、 母に噛み付いたミトミを𠮟った時の父もどっこいどっこい。 遺伝かな? ちょうどテレビを見ていた時 野生の母虎が 子供の首筋をくわえて運んでいたので、 私もミトミの首筋をくわえてみたらおとなしくなった。動物の習性? 父が、 「犬をくわえるのはどうかな」 毛が口に入るし、父にも母にも非難を浴びたので止めた。 外面や見た目と真反対に凶暴で、言葉づかいの悪い私にミトミは、 『こいつは危ない奴だ。逆らわないようにしよう』と、 目が物がたっていた。 たぶん私の順位は上がり父の次、 私の次がミト
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