気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その56~
今日もお読みくださっている皆さん、いつもありがとうございます。今日初めてお読みくださる方も、初めまして、ありがとうございます。これからも末永くお付き合いの程、どうぞ宜しくお願い致します。深い呼吸と声に付いて、今日は書かせて頂きます。美しい声を求めて呼吸を学ぶと、呼吸だけ流している時と、いざ目的である声を加えた時とで成功を意識した新たな緊張が加わって硬くなることは結構あります。ところが、呼吸の深さを確かめる為のプロセスとして声をその為のツールとして割り切って使うと、その手の緊張は起こりません。そして結果的に、美しいとか美しくないとか、正しいとか正しくないとかの鬱陶しい心配事から解放された美しく正しい声が出ます、皮肉なことに。昨日は骨盤底の感覚を捉える試みを紹介しました。更に説明を加えると、左右二つの坐骨と坐骨の間の空間、この、物理的には何も無い所に温かさや存在感が出て来ることになります。その部分から更に下へ下へまるで地球の中心に向かって井戸でも掘っているような、深遠なる感覚に目覚めることもあるのです。その感覚を、声を使ってより具体化し、身体感覚としてはっきりと再現可能なものへと昇華させる試みが今日のテーマです。そこで使うのは “ U ” の母音です。仕方なくルビをふるなら「う」か「ウ」となりますが、実際に皆さんが出すであろう音は、うでもウでもありません。あくまでも U です。この数日でご説明したように、骨盤を後傾させると仙腸関節が開く・椎骨が緩んで背中も開く・股関節がそれを阻害しないようにやはり緩んで若干外転する・骨盤底のリラックスが横隔膜の柔らかくスムーズな下降収縮を促す・動き
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