自己肯定感
ネガティヴな感情を「ありのまま受け入れる」ことで、自分自身を守ることができると、前回お話ししましたが、今回はその延長線上です。実は、「ありのままの自分をこれでよい」と思える人は、「自己肯定感の高い人」だと言えます。
「ありのままの自分をこれでよい」と思うことによって、自己肯定感が高まります。例えば、入社してまだ間もない新入社員Aさん。慣れない環境でとまどい、なかなか思うように仕事も覚えられません。そのためミスをして、先輩に怒られてしまいました。
こうしたとき、自己肯定感の高い人はそのありのままの状態を「いまはこれでいい、仕方がない」と受け入れて、改善策にエネルギーを向けることができます。
ところが、自己肯定感の低い人になると、「私は覚えの悪いダメな人間だ」「先輩に迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない」などと過剰に自分を責めたり自己嫌悪に陥ったりします。
さて、この例え話の続きで、ミスをした新入社員Aさんに対して、先輩は気が強い人で、それ以降すごく厳しい指導をするようになりました。
「何度言ったらわかるの?」
「わからなかったらきちんと確認してからやってください!」
「私の言う通りにやってくれないと困ります!」
と、先輩はほぼ毎日のように、新入社員に対して厳しく指導をするのですが、実はこの先輩も「自己肯定感が低い」人です。なぜならこの先輩は自分の価値観・考え方・仕事の進め方が「正しい」と思っていて、それを新入社員のAさんに押し付けているからです。つまり、後輩がなかなか仕事を覚えないという現状をありのまま受け入れることができていないのです。
また、この先輩はもしかしたら過去に「
0