【話し方】抑揚(よくよう)の引き出しを増やしておくと伝わりやすい話し方ができる
みなさんこんにちは。今回は、私の5年間の講師経験から、ちょっとした工夫で、ぐっと相手の興味を引き、関心を持って話を聞いてもらえるようになるエッセンスを紹介します。みなさんは人前で話す機会はありますか?講師とまでいかなくても、プレゼンや会議の発表などにも役に立つちょっとした話し方のポイントについてまとめていきたいと思います。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。今日は、テーマは抑揚(よくよう)です。目次◇1、声の強弱◇2、間◇3、話すスピード◇4、動作◇まとめ◇1、声の強弱抑揚と一言で言っても様々なものがありますが、まずわかりやすく抑揚をつけることができるのが、声の強弱です。声を大きくしてみたり、あえて小さな声で喋ってみることで、ぐっと聴衆の耳をこちらに傾けることが可能です。今日は例文を作りましょう。私は株式投資の講師なので、このような文章を用意しました。「企業を分析するにあたり、業績を見るポイントは3つあります。それは、業績の拡大、予想からの上振れ、持続性の3つです。」まずは、何も意識せずにスタンダードに読んでみてください。はい、読み終わった方は、どのように強弱をつけますか?少し考えてみてください。いろいろな表現ができるので正解は1つではないのですが、私だったら、「業績を見るポイントは3つ」を強めに言って、「あります」を弱く言います。「企業を分析するにあたり、業績を見るポイントは3つあります。それは、業績の拡大、予想からの上振れ、持続性の3つです。」ポイントは、強と弱の差をちゃんとつけてあげることです。抑揚は、差をつけることではっきりと出ます。この場合は、「業績を見るポイント
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