うつ病について簡単にご説明します
現代病とも言われている一つがうつ病ですね。このブログを見てくださってる方は、「もしかして自分はうつ病なんじゃないか・・・」と思っている方が大半だと思っています。ここでは、まず「うつ病って何?」についてご説明したいと思います。みなさんが良く勘違いをしてしまうのが、「気分」と「病気」の違いです。恋人に振られた、仕事が上手く行かなかった、上司や先輩に叱られた、なんとなく元気が出ない・・・etc.など、日常生活の中で、気持ちが落ち込んだり、憂うつになるといった感情の変化は誰しもが経験することだと思います。そのような感情の変化は、原因がはっきりしていたり、その事柄が過ぎれば解決できたりします。そして、それは「気分」であり、病的ではありません。「病気」は、気持ちが落ち込んでしまった理由がハッキリしていない場合があります。また、落ち込んだ原因が分かっていて、それが解決出来たとしても気持ちの落ち込みが復活しません。憂うつ感が続き、やる気が出ない、などの精神症状の他、眠れない、疲れやすい、涙が出る、体が重だるいなど身体的な症状も合わせて現れることが多いです。自分の力では、どうすることも出来ない状態が「病気」の範囲になります。このように記載すると、マレな病気のように感じる方もいるかも知れませんが、うつ病は誰でも掛かる可能性のある「よくある病気」です。ただ、目に見える傷と違い、周りからはご本人の辛さが理解されずにうつ病を患う方は苦しむ方が多いのが現状です。目に見えるものではない分、難しいなあ。と日々感じています。次回は、うつ病の主な症状について記載したいと思います。ありがとうございました。
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