【言ってることとやってることが違~う!】
カウンセラーが、クライエントの「実現
傾向(人が、自分の持っている潜在的な
能力や自分らしさを発揮していく傾向)」
を解放するために必要とされているのが、
「3つの治療的パーソナリティ」である。
①自己一致(自己概念と有機体的経験の
一致):自己概念は、自分をどう捉えて
いるのか、どうあるべきかという自分の
イメージ、評価であり、有機体的経験は、
有機体(生き物)として実際に経験して
いる自分自身で、簡単に言えば、自分の
思う通りの自分でいることが「自己一致」
②無条件の受容(クライエントの経験を
一切評価せず温かく無条件に受け入れて
いる態度③共感的理解(クライエントの
考え方や気持ちを同じように感じながら、
その話を理解し伝え返す:世界を正確に
共有し、言語化・象徴化する)がそれだ。
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自分の思う通りの自分でいる「自己一致」
の状態にいる時、人は精神的に安定して
いられるが、自分の思う通りの自分では
ない「自己不一致」の状態にいる時には、
人は精神的に不安定でストレスを感じて、
本当の自分自身を生きられずに、やがて
不適応の状態に陥る。今の私が正にそう。
コロナ禍にあっては私に限ったことでは
ないものの、生活・仕事・ボランティア、
何一つ思うように運んでいない。改善に
向かって動いてはいるが、今のところは
明らかな「自己不一致」状態にいるのだ。
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心理カウンセラーが、カウンセリングで
「自己不一致」状態、ありのままの自分
でなく、
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