中小企業経営のための情報発信ブログ310:経営危機を乗り越える4つの改革
今日もブログを御覧いただきありがとうございます。コロナ禍で、どの業種・どの業態でもあらゆる企業が経営危機に見舞われています。
基本的に常に順風満帆で業績に問題はないという企業は存在しません。どの企業でも業績が順調な時期があったかと思うと経営が危うくなる時期も経験します。どのような企業でも、例え有名な大企業でも同じです。どんな会社でも、経営危機は訪れ、避けて通ることはできません。
このようにどのような企業であっても経営危機を完全に回避することは難しいのです。重要なのは、危機に陥った際に、その危機をどのように乗り越えていくかを考えることです。
1.日立製作所の成功事例 日本の製造業史上で最大の級の赤字を出しそれを乗り越えた日立製作所の成功の歴史は、どの企業にとっても参考になるものです。
会社は機械やコンピュータが動かすものではなく人が動かすものなので、経営上のミスや慢心が生まれます。
嘗て東芝のように粉飾決算で経営危機を隠そうとしそれを契機に存亡の危機に直面した企業もありました。粉飾決算を未然に防ぎ、万が一発生した場合にはなるべく早い段階でその芽を摘むような仕組みを用意し、きちんと運用していく必要があります。
経営危機を回避するのが難しいように、企業内での不正を全く起こさないようにするのも難しいのです。会社は人が動かしているものなので、完全に不正を防止することは困難です。そこで、不正を早期に発見し、その芽をつぶしていくことで会社が傾くような大きな事態に発展するのを防止するシステムを作ることが重要です。
粉飾でごまかすのではなく、業績を立て直すにはどうすべきかを経営トップだけ
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