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『金王桜縁起―巫女姉妹と縁断ちの妖怪―』3章

オリジナル曲とオリジナル小説のコラボ作品です。ジャンル 現代ファンタジー・学園・妖怪退治・社会派エンターテインメント曲紹介 この小説からオリジナル曲イメージソング「桜のキズナ☆ミッション」が作られました。 第1・第2章の挿入歌としてのオリジナルソング「金王桜縁起祝詞歌」花宮家で代々受け継がれた神歌として作成しました。神社や渋谷を拠点にした舞踊で使える曲になっています。第3章:つながりの痛みと希望 第1節「大人たちの諦め」「はあ…また残業か…」 渋谷区役所の三階、少子化対策課のオフィスで、篠宮理佐は山積みの書類を見つめてため息をついた。 時刻は午後九時。窓の外には、きらびやかなネオンが輝いている。でも、理佐にはそれを楽しむ余裕などなかった。 「篠宮さん、例の企画書、明日までに仕上げられる?」 上司の声が飛んでくる。 「はい…何とか…」 「頼むよ。区長への報告、明後日なんだから」 「わかってます」 理佐はパソコンに向かった。 少子化対策プロジェクト。結婚支援イベント、婚活パーティー、子育て支援…様々な施策を打ち出してきた。でも、効果は見えない。 「何やってんだろ、私…」 理佐は小さく呟いた。 二十八歳。独身。恋人なし。 少子化対策を担当しながら、自分自身は恋愛から逃げている。 「篠宮さん、コーヒーどうぞ」 隣の席の同僚、田中が缶コーヒーを差し出してきた。 「ああ、ありがとう」 「お疲れ様です。また遅くまでですね」 「田中くんもね」 田中は三十二歳。既婚者だが、最近は家に帰らない日が増えているらしい。 「奥さん、大丈夫?」 「まあ…怒ってますけど。仕方ないですよね、仕事だから」 田中
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金王桜縁起―巫女姉妹と縁断ちの妖怪―物語/第1章:桜が泣いている

ジャンル現代ファンタジー・学園・妖怪退治・社会派エンターテインメント主要登場人物 花宮 紅葉(はなみや もみじ) 17歳・女性 都立渋谷北高校2年生。金王八幡宮の巫女見習い。 姉妹の姉。責任感が強く、真面目で几帳面。赤い髪留めがトレードマーク。 学校では生徒会副会長を務める優等生だが、巫女としての使命に悩むことも。 強い霊力を持ち、主に「守護」の術を得意とする。 花宮 桜(はなみや さくら) 15歳・女性 都立渋谷北高校1年生。金王八幡宮の巫女見習い。 姉妹の妹。明るく社交的で、誰とでもすぐ仲良くなれる性格。ポニーテールにピンクのリボンを愛用。ピンクが好き。 人の感情の機微に敏感で、「共感力」が高い。他者の心の痛みを感じ取れる。 霊力は姉より弱いが、人と人を「つなぐ」力に長けている。 花宮 梅之介(はなみや うめのすけ) 68歳・男性 金王八幡宮の宮司で、姉妹の祖父。 温厚で物腰柔らかいが、妖怪や神事に関しては厳格。 若い頃、金王桜が大きく力を失った「昭和の縁断ち事件」を経験している。 孫娘たちに巫女の道を歩ませることに複雑な想いを抱く。 神代 蒼太(かみしろ そうた) 17歳・男性 紅葉のクラスメイト。学校では目立たない存在だが、実は陰陽師の末裔。 クールで無口だが、内面は正義感が強い。紅葉たちの戦いに協力するようになる。 家系の没落により、陰陽術を学ぶ機会を失っていたが、潜在能力は高い。 紅葉に淡い恋心を抱いているが、自分の立場を考えて距離を置いている。 結城 環奈(ゆうき かんな) 15歳・女性 桜の親友。ダンス部所属の明るい少女。 実は「縁を感じられない」体質で、恋愛に
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