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医療・介護・福祉の営業活動を理解する

おはようございます。本日は医療・介護・福祉の地域連携・営業研修の内容として「医療・介護・福祉の営業活動を理解する」と題してお話いたします。まずは、営業活動の定義について復習しますが、基本的には営業活動というと組織の中でも反発が生じるので、私は極力「地域連携活動」と伝えています。ただし、営業活動と言ったほうが印象が悪いのですが分かりやすいので、相手に合わせて言葉を変えて使用しています。営業活動とは何のか?営業活動はどのように行うのか?多くの人は、この「営業活動」の意味合いや方法が曖昧なことで、活動そのものにブレーキがかかってしまい、結局は望む結果にたどり着かないという事があるようですね。実は私が支援する医療・介護・福祉事業所でも同じことが起きています。だからこそ、ここで営業活動ないしは、地域連携活動の指標を確認することで、明日から活用でき、もしかしたら成果に繋がるかもしれないのです。さて、営業活動の目的は何なのか?おそらく、多くの経営者や管理者は「売上をつくるため」と回答するでしょう。これは、本質的にはその通りであり、経営の立ち位置にいるからこその視点なのは間違いありません。また、お金が無ければ事業を継続できないことを考えれば、これが最も重要なのですが・・・・ただ、これだけを理由に医療・介護・福祉専門職の職員に、ネガティブイメージのある営業活動を実施してもらうには、意味付けが大きく不足しています。この理由では動きません。この「売上をつくるため」という本質的な回答にたどり着くまでには、いくつかのステップを踏んで説明すべきなのです。まず、大事なのは「地域連携である」ということです。そ
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管理職は空白を作れ!

おはようございます。本日は「役割を担うための空白」についてお話いたします。空白・・つまり、時間を空けることは仕事をする上でとても重要なのです。仕事において、私も相当に意識をしておりますが、中々作ることができないのが”空白の時間”です。実は以前、とある医療機関に経営支援で介入していた時のことです。医療機関も介護施設も同じですが、現状の経営課題を打破するということは、新しい取り組みを行うということです。つまり、今のやるべき業務にさらに追加されるのが、経営課題を打破する取り組みなのです。ということは、1日8時間という勤務時間の中で、時間を変えずに追加業務を行うには無駄な仕事を省き、やるべき業務を選択して集中する必要があります。これは仕事の効率性を図るということに等しいのです。医療機関では、課題であった集患(集客)と看護師や事務員の採用に取り組む必要があり、私が戦略立案から実行支援を行いますが、取り組む以前の課題として挙げられたのが『事務長の時間確保』です。事務長は日々忙しく、院長とタッグを組んで医院経営に臨んでいました。しかし、医療機関における事務長の業務はあまりにも多かったのです。経理、総務、クレーム対応、各会議への参加、コロナ対応、新規患者の受付、送迎、採用など、役割が多岐に渡ります。そこで、まず行ったのは事務長の時間をどのように確保するかです。確保するために必要なのは、事務長自身が「自分に空白の時間がない」ことを認識することから始まります。そして、これまでの自分の業務を振り返り「タイムスタディ」を行います。1週間や1ヵ月など、長期間の測定は物理的に難しいのでとりあえず1日で大丈
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【本当に便利なの?】訪問診療とは

近年、訪問診療が医療の分野で注目されています。 これは、患者が自宅や施設で医療サービスを受けるための方法であり、様々な利点があります。 今回は、訪問診療について詳しく説明し、その重要性について考察します。 1. 患者中心 訪問診療は、患者のニーズに焦点を当てた医療を提供します。 患者が病院やクリニックに行くのが難しい場合、高齢者や身体的に制約のある人々にとって特に有用です。 医師や看護師が患者の家に訪問し、必要な治療や診断を行います。 これにより、患者はより快適な環境で医療を受けることができます。 2. 緊急性のあるケア 訪問診療は、緊急性のある医療ケアを提供するための重要な手段です。 例えば、高齢者や末期がん患者のような特別なケアが必要な場合、訪問診療医は迅速に対応し、症状管理や緊急治療を行います。 これにより、患者の苦痛が軽減され、病院への入退院が減少します。 3. コスト削減 訪問診療は、医療費用を削減する潜在的な利点も持っています。 入院や通院にかかる費用を減らすことができるため、医療制度全体においてコスト削減効果が期待されます。 また、患者が早期に病状の変化に気付くことができ、合併症を防ぐ可能性も高まります。 4. 地域社会への貢献 訪問診療は、地域社会においても重要な役割を果たします。 地域の高齢者や障害者が自宅で医療ケアを受けることができることで、地域全体の健康水準が向上し、社会的結束が強化されます。 また、地域の訪問診療プログラムは、医療提供者とコミュニティとの連携を促進し、健康アクセスの格差を縮小します。 5. テクノロジーの進化 訪問診療は、テクノロジーの進
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訪問歯科クリニック「営業担当者の人材教育」

おはようございます。本日は、訪問歯科クリニック「営業担当者の人材教育」についてお話させていただきます。訪問歯科クリニックに限らず、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、訪問医療マッサージなど、数ある在宅向け介護サービスにおいて、集客・集患は命綱ですよね。ご覧の通り、訪問系だけではなく地域には福祉用具、老人ホーム、後見人事務所、その他システム関連の営業担当など、様々な業種の人々が街を歩き回っています。つまりライバルが多いということです。こういったライバルを協力あるいは切磋琢磨しながら、自分たちの特徴や強みを出し、地域連携の手綱を握るのは、ご存じ「営業担当」です。1医院であれば営業担当が1人いるかいないかだと思いますが、医療法人としてある程度規模が大きい歯科医院であれば、、2~3人いても良いくらいです。訪問歯科の訪問範囲は半径16キロとなっていますが、半径16キロとは中々の距離感です。その円の中にどれだけの連携先があることでしょうか。できることなら10キロ圏内で移動範囲を抑えたいところですよね。広いエリアになれば、なるほど営業担当の負担は増え、そして営業効果はカルピスの原液を薄めたようになってしまいます。訪問歯科クリニックで、営業担当が中々成果を上げられないと悩んでいる院長も多いのでないでしょうか。成果を上げるために他業種で優秀な営業担当を採用したけど、結局、成果が上がらない。これはなぜだか分かりますか?この医療・介護・福祉業界で活躍できる営業担当とその他業種で活躍できる営業担当の人種は全く異なるからなのです。モノを売るセールスマンではなく、地域や多職種と連携をするコーディネーターなの
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物事の優先順位の決め方とは?

日頃から、医療・介護・福祉施設で現場職員として勤務する場合に、あまり物事の優先順位を意識することは少ないと思います。優先順位の決め方は、その組織、あるいは経営者の意向が大きく反映しますので、一概に自分の価値観で優先順位を決めることが、正解ではありません。実際、自分の中での優先順位と上司や経営者、組織が定める優先順位は全く異なる場合があります。またそれは、自分の役割やポジションによっても異なることから、何を優先にすべきか、もう一度再考すると良いかもしれません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SUKEです。今日から子供たちは新年度がスタートとなります。待ちに待ったクラス替え、そして何やら「漢字」の勉強を楽しみにしているようです。私も、昔はクラス替えはとても楽しみでした。ちょっと学校でかわいい子と一緒になりたい!と願いつつも、その願いは小学校を卒業するまで叶いませんでしたが・・・そんなこんなで、子供たちには楽しい小学校生活を送ってもらいたいですね。それでは続きを!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさて、本日は『物事の優先順位の決め方』についてお話します。これは結構難しいですね。何を優先にすべきかというのは、その時々で変化するものですから、仕事と生活、そしてプライベートの三つに分けると考えやすいかもしれません。おおよそ、皆さんが困ってしまうのが、仕事だと思います。今回は、「仕事」における優先順位の決め方について、簡単に説明します。ま
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訪問看護師さんは、在宅療養でなくてはならない存在です!!

往診ナース由紀子です♪今日は訪問看護師さんが、いかに在宅療養においてなくてはならない存在かをお伝えしたいと思います!!今後も、病院から在宅へ帰る流れは加速するでしょうし、訪問看護師さんの尊いお仕事を一人でも多くの人に知ってもらいたいです(*^-^*)往診ナースとはどう違うのか?往診は、医療です。由紀子がやっているのは診療の補助です。訪看は、ケアです。看護判断しつつ、その人に合った介助方法を考えたり、ご家族やヘルパーさんに指導したりします。どちらも24時間緊急加算を取っていますが、夜間呼ばれて走るのは、主に訪看さんです!先生は、患者さんがお亡くなりになったときや、訪看が入っていない独居のおうちでの急変時(たいてい翌日から訪看導入になります(笑))に行ってくれます。あれ?往診ナースは何してるの??うちの訪問診療は、電話対応のファーストコンタクトは看護師です。患者さんからの訴えを聞いて、訪看へつなげたり、そのまま病院へ行ってもらったり、先生に依頼したりと、間に入って調整しています。4~5回/月 電話当番が回ってきます(;^ω^)こう書くと、やりがいを感じる場所が違うのが明らかですね~(;^_^A訪看さんの方が患者さんと関わる時間が長いため、必然的に患者さんが一番頼りにする存在であることは間違いありません。雨が降っても、雪でも、台風でも(;´Д`A ```365日、呼ばれたら飛んで行ってくれるのが訪看です!なッ!尊すぎるやん(*'ω'*)患者さんからの絶大な信頼を得られるのも頷けますね!!訪看さんが安心して患者さんと関われるように、往診ナース由紀子は、訪看さんからの訴えを傾聴します(*
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興味や関心がないとこうなります

昨日は会社で全体カンファレンスがありました。 訪問介護の事業所が、 (訪問介護事業所とは)簡単に説明をしますと、、 高齢者の自宅に行き一人で生活するのが困難な方に、 買い物や食事の調理など家事支援をする、 また排泄や入浴介助なども身体介護も行う。 ほぼ毎日の介入があったのに、 週明け訪問看護事業所の看護師が訪問すると、 ぐったりしていたのです。 訪問看護事業所とはざっくり書くと、 看護師によって薬の管理、全身状態などの観察をします。 なんと熱中症にかかっていました。 急いで訪問診療の先生を呼んで、 状態を診てもらうことに。 すぐに点滴が必要とのことだったので、 看護師が点滴、高カロリーのジュースで対応し、 一命を取り留めることができました。 訪問介護ではどんな対応をして、 どんな情報共有されていたのか、管理者に問われていました。 しかし、、、 「食事と、着替えと、、、」 カタコトの言葉のみ。 実は、対応していたのは管理者ではなく、 つい最近辞めた、介護スタッフだったのですが、 全く情報共有がされていなかったのです。 ・その方の好きな食事 ・声掛けの方法 ・どんな対応だと心開いてくれるのか? などなど、何も分からずに介入していたことが判明。 そりゃ利用者も不安になるし、介入するのに抵抗あるわ〜 原因は色々ありますが、 報連相が出来ていない。 そしてスタッフ間にコミュニケーション不足も考えられます。 それも、 全て管理者の管理が不足と言うことは分かるのですが、 そのことに
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介護者も本人も病気を受け入れるのは辛い

こんにちは。  高齢者の方が病気で倒れ、その自分自身を受け入れることが困難であり、苦しみながらも自分を受け入れる現場を目の当たりにしましたが、高齢者だけではなく、誰でも起こりえます。  病気の方が病院に通院が困難である、家族が付きそうことができない時に、自宅に先生が来て診療してくれる訪問診療というものがあります。 私は訪問看護ステーションで相談員として働いてるのですが、利用者さんが、全く水分・食事をとらないので、様子を見てほしいと、家族の要望で訪問診療の先生が様子を見に行きました。  そこで、先生から「週2回は点滴が必要だね。毎日、医療的な処置が必要だね。」と言われた時に、毎日来られないので、訪問看護を利用し、全身状態の観察や薬の確認、点滴などをして対応をするようにと指示がありました。  ここで訪問看護とは、先生からの指示があれば看護師が直接自宅に行き、医療的な処置をすることです。医療的な対応をする前に契約が必要なので、契約をしに看護師と相談員で自宅に伺うと、 水分食事も全く摂取しておらず、体重が急激に減少し、このままでは歩行も厳しくなってしまう程、痩せていました。 看護師が点滴をする予定だったので点滴の準備を始めていました。 ベッドでは利用者さんが横になって天井を見つめていました。 「私は、もう死ぬと決めたのだから水も食事もとらない。」意思はとても強く、 看護師が「このままでは、お体が辛くなってしまいます。今日は点滴1本だけでもしましょう」と、声を掛けると、 「じゃ今日は1本だけならやってやる。」と返答がきました。 しかし、腕の血管は脆くうまく点滴の対応をする
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