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いい問いより、大事なもの

人は、問いで動くのではなく、空気で話し出す。「何を聞くか」より「どう聞くか」 急かされない空気について 言葉は、安心したときに出てくる。「いい答えには、いい質問が必要」 そんな言葉を見かけた。 確かにそうなのかもしれない。 でも、どこか引っかかるものがあった。 本当にそうだろうか? 質問が鋭ければ、人は気づくのだろうか? むしろ、問いが強すぎると 人は答えを探しに行ってしまう気がする。 人が言葉を見つけるのは、 問われたときではなく、 安心して話せるときなのかもしれない。 急かされないこと。 否定されないこと。 途中で奪われないこと。 そういう空気の中で、 ふと、自分の言葉に出会う瞬間がある。 だから私は、 何を聞くかより、 どんな空気で聞くかを大事にしたいと思っている。
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話しを聞くしごと

なぜ人の話を聞こうと思ったのか?立派な志があったわけではない。 ただ、私は自分が気づかないまま深く傷ついたことがある。あのとき私は、 自分の中にすでに在ったものに気づいていなかった。 本当は大切にしていた感覚。 本当は違和感としてちゃんとあったもの。 でも私は、それを言葉にできなかった。 言葉にできないまま、 「もっと何かがあるはずだ」と外に求めた。 他に正解がある気がして、 他に答えがある気がして、 すでに在るものを置いていった。 その結果、 自分も、周りも、深く傷ついた。 失ってから、 ようやく気づいた。 大切だったのは、 外にある何かではなく、 ずっと自分の中に在ったものだったことに。 もしあのとき、 自分の中の声を もう少しだけ言葉にできていたら。 もしあのとき、 急がずに自分の感覚に 向き合う時間があったなら。 何かは違っていたのかもしれない。私は答えを出さない。 でも、 自分の中にすでに在るものに 気づくきっかけになる時間は つくれるかもしれないと思っている。 失ってから気づく前に、言葉にしてみる。その時間を、急かさずに一緒に持つこと。それが、 私が話を聞こうと思った理由。
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