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知らない人だからこそ話せる。 そんな夜もあります。

はじめての人と電話で話すのは、少し勇気がいりますよね。分かります。私もそうです。 だから、とりあえず1分だけ。 話して合わないと思ったら、そっと切ってください。 それで全然かまいません。 1分で足りなかった人は、 お好きなだけ、ゆっくりしていってください☕ 占い師ですが、 占いは、なし。 だれかの意見がほしいわけじゃない。だれかの答えがほしいわけじゃない。そんな夜があることを、知っているから。 話がまとまってなくていい。 愚痴でも、独り言みたいな話でも。 8年、対面で鑑定をしてきたので、 どんな話にも、驚きません。 否定も、アドバイスも、詮索も、しません。 途中で気が楽になったら、 いつでも切ってもらって大丈夫。 こんな夜に、どうぞ... *なんとなく、さびしい *誰かの声を、ただ聞きたい *最近のこと、誰かに話したい *とにかく愚痴りたい *暇なだけ *会話の練習に付き合って *本格的な鑑定の前に、ちょっと話してみたい *うちの猫、自慢したい ふっと、かけて。ふっと、軽くなって。ふっと、切る。 知らない人だからこそ話せる。 そんな夜もあります。 愛猫2匹と一緒に待機しています。 「ニャー」や足音が入ることがありますが、 猫村家の日常として、楽しんでもらえたら…。 今夜もここで、そっと待っています。 猫村かのん🐈
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好きだから、 苦しい

凪は、部屋の灯りをつけないまま、スマホを握りしめていた。送った「私も」の文字が、画面の中で小さく光っている。既読は、まだつかない。(……寝ちゃったのかな)そう思った瞬間、胸の奥が、ひゅっと冷える。昨日も、今日も、「また話そう」と言ったのは悠真なのに。期待してしまう自分が、ばかみたいに思えてくる。時計の秒針が、静かに進む。部屋の中は、夕暮れから夜へと、ゆっくり色を変えていく。やがて——ピコン、と小さな通知音。心臓が跳ねる。『ごめん、さっき寝落ちしてた』その一文を見た瞬間、凪の呼吸が止まる。寝落ち。悪気はない。わかっている。でも。(私の「私も」は…… そのまま置いていかれたんだ)指先が、冷たくなる。続けて、もう一通。『最近ちょっと疲れててさ』言い訳ではない。正直な言葉。だからこそ、凪は何も責められない。「大丈夫だよ」そう打ちかけて、消す。本当は、「少しだけ寂しかった」そう言いたい。でも。重くなりたくない。迷惑になりたくない。凪は、深く息を吸う。『そっか。無理しないでね』それだけ送る。送信ボタンを押したあと、胸の奥に、じわっと熱が広がる。やさしい言葉を選んだのに、なぜか涙がにじむ。好きだから、優しくできる。でも。好きだから、苦しい。スマホを胸に抱き寄せて、凪は目を閉じる。暗い部屋の中、赤いリボンが、かすかに揺れた。この恋は、まだ終わっていない。けれど、凪の中で、何かが少しだけ、傷ついた夜だった。
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