【描くほどに、私になる】
【描くほどに、私になる】
6年前、
心の声を聴くパステルアート
に出会った。
指先にふれた
やわらかなパステルの粉
淡い色が広がるたび、
心がほどけていくのを感じた。
夢中で描き、
夢中で色を重ね、
やがて知った。
――答えはすべて、自分の中にある――
けれど、
どこか納得できない私がいて、
外へ外へと答えを探し、
気づけば
振り出しに戻っていた。
そして今、
もう一度、
私に還るために描きはじめる。
色を選び、
パステルの粉を指にとって、
画用紙にそっと塗ってみる。
思っていた色ではない色に、
「え~?」
「う~ん…」と
首をかしげながらも、
気づけば気持ちが
ち着いてくる。
二度と同じ色合いを出せない――
その唯一無二のアートに、
私は惹かれる。
無心になると、
心の中で
おしゃべりがはじまる。
何も考えずに上下左右へ
曼荼羅を広げていくうち、
胸の奥か
ら想いがあふれ出してくる。
話すことも書くことも
得意ではない。
けれど、自分の想いを
形にしたいと願う。
一つひとつの模様と、
静かに心が会話をする。
――素直になればいい――
ハイヤーセルフが、そっと囁く。
自分を癒せるのは、自分だけ。
いつもそばには
一番の味方がいる。
それが、私のハイヤーセルフ。
だから描く。
描いて、描いて、描き続ける。
色と形の向こうに、
私に出会うために
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